プレスリリース

コントロールボーリングの再開について

平成19年6月8日
日本原子力研究開発機構
幌延深地層研究センター

コントロールボーリングの再開について

幌延深地層研究センターでは、(財)電力中央研究所との共同研究として幌延町上幌延地区において、昨年度より実施しているコントロールボーリングの実用化に向けたボーリング掘削及び調査技術の適用性試験を再開しますので、下記のとおりお知らせいたします。

幌延深地層研究センターでは、(財)電力中央研究所との共同研究として、幌延町上幌延地区においてコントロールボーリングの実用化に向け、断層破砕帯を対象としたボーリング掘削及び各種調査技術の適用性の確認を行っております。これは平成17年度までに開発を進めてきたコントロールボーリング技術を、上幌延地区付近に分布が確認されている大曲断層の断層破砕帯を対象にその適用性を確認するとともに、断層破砕帯に適した掘削治具や掘削工法の開発を行うものです。本年度の掘削は約400mから約800mまでを予定しています。
 なお、試錐機器点検・掘削準備作業を6月11日(月)より開始する予定です。

【作業予定工程】
試錐機器点検・掘削準備作業 : 平成19年6月11日~6月末
試錐作業・孔内試験 : 平成19年7月~平成20年1月
試錐機器・施設解体・養生 : 平成20年1月~平成20年5月

【別紙】

以上

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