平成19年5月31日
日本原子力研究開発機構
幌延深地層研究センター
平成19年度地質調査及び環境調査の開始について
幌延深地層研究センターでは、平成19年度の調査研究計画に基づき、幌延町内において地質調査及び環境調査を行いますので、下記のとおりお知らせいたします。
1.地質調査
(1)露頭調査
6月上旬より12月上旬までの予定で、幌延町全域において、地層の重なりや断層などの地質構造を把握することを目的として行います。調査内容としては、崖や河床での岩石中の割れ目の観察やこぶし大の岩石試料の採取・分析を行います。
(2)ガス測定
6月以降、北進地域の町道(北進1号線、北進6号線、北進8号線)、林道北進線沿い、諏訪沢林道沿いにおいて、既存の簡易ボーリング孔を利用して、地表付近のガス濃度の変化を捉えるために、メタンガス及び二酸化炭素の濃度の測定を行います。
2.環境調査(モニタリング調査)
6月上旬頃より12月中旬までの予定で、研究所用地周辺において騒音、振動、水質などの調査を行います。
【参考資料】
地質調査及び環境調査の例、ガス測定の予定ルート図(PDF60.9KB)
以上