プレスリリース

高精度物理探査技術の現地適用試験の開始について

平成18年10月13日
日本原子力研究開発機構
幌延深地層研究センター

高精度物理探査技術の現地適用試験の開始について

幌延深地層研究センターでは、幌延町内において、(財)原子力環境整備促進・資金管理センターとの共同研究として、電磁法調査技術を用いた高精度物理探査技術の現地適用試験を開始しますのでお知らせいたします。

■本調査は、(財)原子力環境整備促進・資金管理センターと共同で地下の調査技術(電磁法探査)の技術的な検証を目的として実施いたします。

■電磁法とは、地下深くの地質の種類や分布の状況、地下水の状態などを明らかにするもので、物理探査と呼ばれる地質調査法の一つです。地中の自然の電磁波を測定するため、広く概略の地質を調べるのに有効な手段です。

■電磁法の調査は、鉄棒(電極)やコイルからなるセンサーを風などで揺れないように地面に据え付け計測します。作業時期は、平成18年10月20日~12月上旬頃まで予定しています。

■作業は、幌延町内の北進、幌延、下沼各地区のあらかじめ定めた約40ヶ所の地点で行います。

調査概要図

以上

Copyright(C) Japan Atomic Energy Agency. All Rights Reserved.