プレスリリース

地中レーダ探査の実施について

平成17年10月21日
日本原子力研究開発機構
幌延深地層研究センター

地中レーダ探査の実施について

幌延深地層研究センターでは、平成17年度調査研究計画に基づき、幌延町内において、地質調査の一環として地中レーダ探査*を行いますのでお知らせいたします。
 地中レーダ探査では、北進地区及び開進地区(図1参照)において、地下数十メートル程度までの地層や断層などの分布を把握し、大曲断層の活動時期に関するデータを取得します。探査測線周辺における地形の状態を把握するため、測量機器を用いた地形測量も実施します。以上の結果は、地質環境の長期安定性の研究に役立てます。
 *地中レーダ探査:電磁波を用いて地下数メートル~数十メートルの地下構造を把握する調査手法です(図2および図3参照)

【作業期間】
平成17年10月24日~平成17年11月上旬頃(予定)

【添付資料】(PDF形式:56KB)
図1 調査実施予定箇所
図2 探査の概念図
図3 探査風景の例

以上

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