プレスリリース

試錐孔を用いた地下水の水圧・水質観測の実施について

平成17年9月16日
核燃料サイクル開発機構
幌延深地層研究センター

試錐孔を用いた地下水の水圧・水質観測の実施について

幌延深地層研究センターでは、平成17年度調査研究計画に基づき、試錐孔を用いたモニタリング技術開発の一環として、地下水の流れや水質の変化を調べるため、幌延町北進地区において、地下水の水圧・水質観測を開始しますので、お知らせいたします。

試錐孔を用いて地下水の流れや水質の変化を調べるため、昨年度掘削したHDB-9孔に、地下水の水圧・水質を長期にわたり観測するモニタリング装置を設置します。
 作業はモニタリング装置を、試錐孔の孔口から地下深部の所定の深度につり下げ、設置します。その後、設置した装置を用いて地下水圧の連続観測を行います。
 観測結果は、地質環境モデルの構築などに反映するとともに、これらの観測を通じて、地下水の水圧・水質の長期モニタリング装置の適用性を確認します。

○作業期間 平成17年9月20日~平成18年3月頃まで(予定)

以上

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