プレスリリース

GPS架台補強工事の実施について

平成17年7月8日
核燃料サイクル開発機構
幌延深地層研究センター

GPS架台補強工事の実施について

幌延深地層研究センターでは、平成17年度の調査研究計画に基づき、幌延町周辺の地殻変動を把握するため、高精度GPS*による連続観測を行っております。
 今般、昨年度設置した4か所のうち、2か所で高精度を確保できない観測点(幌延公園観測点及び上問寒観測点)があることが分かりました。このため、その観測点において、高精度観測ができるようにGPS装置の既存架台の基礎を補強いたしますのでお知らせいたします。

[ 期間 ]

平成17年7月下旬~平成17年8月上旬まで

高精度GPS* Global Positioning System;人工衛星を用いた位置観測システム

[ 調査の終了について ]

これまで幌延町内で実施していた、物理探査(電気探査)及び試錐孔を用いたモニタリング技術開発は予定どおり終了しましたのでお知らせいたします。

1.物理探査(電気探査)

大曲断層が推定されている場所(北進地区)において、地表からの位置の把握や周辺の情報を得るために実施しました。

作業期間:平成17年6月20日~平成17年6月28日

2.試錐孔を用いたモニタリング

試錐孔を用いたモニタリング技術開発の一環として、当センターが保有する地下水採水装置を用いて以前に掘削したHDB-10孔において地下水の採水を行いました。 

作業期間:平成17年6月20日~平成17年7月1日

以上

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