平成16年8月6日
核燃料サイクル開発機構
幌延深地層研究センター
試錐調査、表層水理調査及び地上施設の建設工事の開始について
幌延深地層研究センターでは、平成16年度調査研究計画に基づき、研究所設置地区とその周辺地区において、試錐調査、表層水理調査及び地上施設の建設工事を開始しますのでお知らせいたします。
記
1．試錐調査
1)概要
深さ500m程度2本(HDB-9、10孔)、1000m程度1本(HDB-11孔 平成16～17年度にかけて実施)を掘削し、地下深部から採取したコア(岩石)を用いた室内試験及び試錐孔を用いた調査試験を開始します。
2)期間
平成16年8月9日頃より現場測量、整地・造成や櫓(やぐら)の組立て等の準備工事を実施し、準備が整い次第掘削を開始します。
①HDB-9、10孔：8月上旬～17年2月頃まで
②HDB-11孔：9月上旬～18年3月まで
3)場所
別紙（PDF形式）参照
2．表層水理調査
1)概要
降水量・蒸発散量の観測精度を向上させることを目的として、森林(シラカバ林)などの葉や土壌から蒸発する水分 (樹冠上蒸発散量)を測定するために、8月中旬頃より北進地区の森林部において作業道路の設置、観測機器を設置した後、観測を開始します。
2)期間
平成16年8月中旬頃～
3)場所
別紙（PDF形式）参照
3．地上施設の建設工事
1)概要
現在実施している造成工事の進捗に合わせて8月下旬頃から車庫棟及び受変電棟の基礎工事と浄化槽の設置工事を開始します。
2)期間
平成16年8月下旬頃～平成16年10月上旬頃まで
以上
