プレスリリース

「コントロールボーリング掘削システム」の適用性確認試験の実施について

平成16年5月24日
核燃料サイクル開発機構
幌延深地層研究センター
電力中央研究所 我孫子研究所

「コントロールボーリング掘削システム」の適用性確認試験の実施について

平成15年度に引き続き、核燃料サイクル開発機構と(財)電力中央研究所との共同研究として、「コントロールボーリング掘削システム」の適用性確認試験を実施いたします。なお、平成16年5月27日より今年度の準備作業を行い、6月に掘削を開始いたします。

〔期 間〕
平成16年5月27日~平成16年12月頃
(地質状況などにより掘削が遅れ、撤去工事が雪解け以降にずれ込むこともあります。)

〔場 所〕
幌延町字北進地区コントロールボーリング試錐現場(別紙参照

〔主な実施内容〕
・ コントロールボーリング掘削システムによる試錐孔の掘削。
平成16年度予定掘削全長:約700m(孔口より135mは平成15年度掘削分を利用し、平成16年度は新たに565m掘削する予定)
・ 孔内における測定およびコアを用いた試験。
・ 調査・試験で得られたデータを地質環境モデルの精度の向上に反映。
・ 掘削、調査システムの適用性の検討。

※コントロールボーリング:堆積岩において方位・傾斜を制御して掘削する試錐(ボーリング)のことです。

以上

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