プレスリリース

試錐孔を用いた調査試験に関する共同研究の実施について

平成15年10月10日
核燃料サイクル開発機構
幌延深地層研究センター

試錐孔を用いた調査試験に関する共同研究の実施について

サイクル機構は、平成15年度調査研究計画に基づく電力中央研究所との共同研究として、地下での水の流れやすさを試錐孔内で連続的に測定する現地試験を幌延町北進地区のHDB-5孔を用いて実施します。

また、北進地区において実施していた地盤調査のための土質ボーリングは10月8日に終了しましたのでお知らせいたします。

1.実施内容
・試錐孔内において、光ファイバーによって連続的な温度の測定及びフローメータ検層を実施し、水が通る場所の推定を行います。
別紙概念図参照
・上記の結果を検証するために,区間透水試験を実施して水のとおりやすさ(透水係数)を求めて本試験手法の適用性について検討します。

2.期 間
10月12日~11月上旬

3.場 所
幌延町北進地区HDB-5孔

以上

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