プレスリリース

岩盤測定装置の性能試験の開始について

平成15年7月7日
核燃料サイクル開発機構
幌延深地層研究センター

岩盤測定装置の性能試験の開始について

幌延深地層研究センターでは、平成15年度調査研究計画に基づく地震観測及び地下深部比抵抗観測のために7月10日より電磁探査機器類の設置や移設などを行います。また、7月14日より公募型研究として平成14年に掘削したHDB-3孔において岩盤測定装置の性能試験を開始しますのでお知らせいたします。

1.地震観測等
①概 要:これまでHDB-1孔に設置していた地下深部比抵抗観測のための電磁探査機器を幌延町内の北星園敷地内に移設します。
②期 間:平成15年7月10日(木)~移設及び設置
③観 測:平成15年8月下旬~平成16年3月下旬
④場 所・地下深部比抵抗観測機器:HDB-1より北星園敷地内に移設
・地震観測機器:北進観測点(HDB-5敷地内)、中問寒観測点(中問寒小学校跡地内)、北星園観測点(北星園敷地内)、別添のとおり
⑤取材等:取材を希望される方は事前にご連絡下さい。

2.公募型研究(北海道大学との共同研究)
①概 要:昨年度掘削したHDB-3孔の跡地において、約50mのボーリング孔を掘削し、そのボーリング孔に岩盤の圧力や振動の伝わる速度等を測るための岩盤力学測定装置を設置し、性能試験を行います。
②期 間:平成15年7月14日(月)~ 掘削開始
平成15年7月22日(火)~8月上旬頃 測定装置の性能試験
③場 所:幌延町北進地区HDB-3孔跡地
④取材等:取材を希望される方は事前にご連絡下さい。

以上

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