プレスリリース

測量及び岩盤力学測定装置の性能試験について

平成14年9月6日
核燃料サイクル開発機構
幌延深地層研究センター

測量及び岩盤力学測定装置の性能試験について

サイクル機構では、施設の配置の検討や造成などに係わる設計を行うための地形測量をトナカイ観光牧場の隣接地等において9月10日より10月末までの予定で実施します。

また、公募型研究(北海道大学大学院工学研究科石島教授他との共同研究)として、同大学が中心となってこれまでに開発した岩盤力学測定装置の性能試験をHDB-1孔跡地(幌延町字北進)において実施しますのでお知らせいたします。

1.地形測量
(1)測量場所
別添のとおり

2.岩盤力学測定装置の性能試験
(1)概要
昨年度試錐調査を実施したHDB-1孔の跡地において、2孔のボーリング孔を約20m掘削し、そのボーリング孔に岩盤の圧力や振動の伝わる速度等を測るための岩盤力学測定装置を設置し、性能試験等を行います。
研究で開発された手法やデータは、幌延深地層研究計画における地下施設の設計や堆積軟岩を対象とした調査技術開発や地質環境モデルの構築などへ反映されます。

(2)調査期間
9月18日より試験位置を決めるためのボーリングを実施し、9月25日頃から測定装置の性能試験を開始する予定です。

(3)実施場所
HDB-1孔跡地(幌延町字北進)

以上

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