情報公開

お客様の声(ご来館、ご見学いただいた皆さんの声)

お客様との会話
ご協力いただいたアンケートでの
ご質問・ご意見を紹介します。

博士

令和7年9月 ご質問

お客様
お客様

ここはガラス固化体をパックして埋めた時にどういう経過をたどるかとかそういうのを研究してる施設って認識で合ってる?

幌延深地層研究センター
幌延深地層研究センター

ご認識のとおり、人工バリア(「ガラス固化体をパックして」)を埋設後、将来的に放射性物質が人工バリアから出てきた場合を考え、岩盤中を放射性物質がどう動くか・動かないかなどを評価する技術の研究開発も行っています。
幌延深地層研究センターは、地層処分の技術的な信頼性を実際の深地層での試験研究等を通じて確認することを目的としており、実際のガラス固化体や放射性物質は使わずに研究をしています。

お客様
お客様

地下施設には実際に人が出入りしているんですか?

幌延深地層研究センター
幌延深地層研究センター

日頃から、研究員が研究のために地下深くの現場に出入りしています。また施設整備や維持管理のための作業員も出入りしています。
なお、地下施設は広く公開しており、共同研究や実習などを通じて国内外の研究者や学生を受け入れたり、地下施設見学会で一般の方々にも地下深くの坑道を体験する機会を設けています。

お客様
お客様

計画が終わった後も施設は存続して欲しい。埋めずに利用できる道があるはず。

幌延深地層研究センター
幌延深地層研究センター

幌延深地層研究センターは、平成12年11月に北海道、幌延町と締結した「幌延町における深地層の研究に関する協定書」第4条で、「研究終了後は、地上の研究施設を閉鎖し、地下施設を埋め戻す」ことをお約束しています。

お客様
お客様

ちなみになんですけど六ケ所村に再処理工場があるじゃないですか、そこに埋設できれば色々とスムーズなんじゃないかと素人考えでは思うんですけどやっぱり難しいんですか?

幌延深地層研究センター
幌延深地層研究センター

六ケ所村の再処理工場を運営する日本原燃(株)は、青森県と六ケ所村と締結した協定の中で「管理期間は30年間から50年間とし、管理期間終了時点で、ガラス固化体を電力会社に搬出させる。」としています。
なお、処分地選定は法律に基づき原子力発電環境整備機構(NUMO)が進めます。

お客様
お客様

研究される処分は、今まで他の方法とか考えられたかと思いますが、これ以外の可能性はあるのでしょうか。

幌延深地層研究センター
幌延深地層研究センター

資源エネルギー庁のHPでは「今のところ地層処分以外の現実的な選択肢は、どの国も持ち合わせていません。廃棄物を発生させてきた世代の責任として、いま最適と考えられている地層処分の実現を目指しながら、将来世代による再選択の余地を残し、より良い方法の開発に向けて努力を続けることが適当」と解説されています。
海洋処分や氷床処分、宇宙への処分などが検討されましたが、地層処分が最適であるという認識が、国際的に共通の考え方になっています。

令和7年9月 ご意見・ご感想

お客様
お客様

人間が手をつけてしまった以上、最後まで責任を持つ必要はある。

お客様
お客様

原発が安定して動けば、電気代も安くなると思うのでぜひ頑張って欲しいと感じました。

お客様
お客様

北海道の神恵内村・寿都町と佐賀県の玄海町で文献調査が行われましたけど、これからもっと多くの自治体で行われていけばいいなと思います。地層処分の安全性は高いのかなと感じたので、もっと研究を進めてもらいたいです。

お客様
お客様

青森県六ケ所村近くの市町村に在住しておりますが放射性廃棄物の問題はかなり心配しております。よろしくお願いします。

お客様
お客様

温泉や湧水などの地下の自然の恵みが好きな自分にとっては地下処分は不安に感じました。 数百年先の人々に「過去の人はなぜこんなものを埋めたのか」と言われぬよう未来の責任を考える必要があると思いました。

幌延深地層研究センター
幌延深地層研究センター

ご意見・ご感想ありがとうございました。

Copyright(C) Japan Atomic Energy Agency. All Rights Reserved.