お客様との会話
ご協力いただいたアンケートでの
ご質問・ご意見を紹介します。
必要なことだとは思うんだけどやっぱり原子力はあんまりよくないと思っててね。ここでも発電だったり保管とかもしていくんでしょ?
原子力について、ご懸念をお持ちの方は多くいらっしゃいます。幌延深地層研究センターは、原子力発電や放射性廃棄物の保管などは行いません。
当センターは、高レベル放射性廃棄物の地層処分技術に関する研究開発を行うことにより、地層処分の技術的な信頼性を実際の深地層での試験研究等を通じて確認することを目的としています。
また北海道、幌延町、当機構で締結した「幌延町における深地層の研究に関する協定書」でも、放射性廃棄物を持ち込む事をしないとお約束しています。
ここってNUMOとは関係ないの?
こちらを運営しているのは、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構で、NUMO(原子力発電環境整備機構)とは異なります。
幌延深地層研究センターでは、原子力発電に伴って発生する高レベル放射性廃棄物を安全に地層処分するための基盤的な研究開発として、地下の研究施設を用いた研究開発を行っています。研究開発によって、NUMOが行う最終処分事業や国の安全規制において有効に活用される成果を創出することを目標としています。
幌延深地層研究センターはあくまで研究機関であり、最終処分地の選定や具体的な貯蔵計画の策定といった決定を行うNUMOとは、役割が異なります。
研究終わったら、地下施設は見れなくなるんですか?
研究終了後は地上施設を閉鎖し、地下施設を埋め戻します。
職員さんは、地元雇用ですか?
幌延深地層研究センターの従業員は、現在約70人おりますが、地元の方は20人ほどになります。
幌延深地層研究センターは、地域経済の活性化にも貢献することを目指しており、地元の方々の雇用機会の創出に努めています。
核廃棄物の貯蔵ってここだったかい?
幌延深地層研究センターは、地層処分技術の研究開発を行う研究施設であり放射性廃棄物の貯蔵は行いません。
また北海道、幌延町、当機構で締結した「幌延町における深地層の研究に関する協定書」でも、放射性廃棄物を持ち込む事をしないとお約束しています。
札幌ではここのことは聞いたことなかったので、もっと大々的にPRできればいいと思います。
原子力発電はけっきょくコストがかかる。これ以上廃棄物を出さないよう、他の発電も発展させてほしい。
地層処分について、地殻変動は大丈夫なのか?という疑問があったが、「戦争やテロの影響が少ない」というメリットがある事に気づいてなるほどと思いました。
最終処分場が確定していないのにどうして原子力利用を進めるのか分からない。
日本には既にガラス固化体があるわけですし、いつまでも地上保管しておくわけにはいかないと思っています。早く地層処分する場所が見つかれば良いなと思いました。
ご意見・ご感想ありがとうございました。
過去のお客様の声