お客様との会話
ご協力いただいたアンケートでの
ご質問・ご意見を紹介します。
原子力関連の施設だって聞いたので原子炉とかもあるのかなと思ったんですよ。
幌延深地層研究センターは、原子力発電所から出る使用済燃料を再処理した際に発生する高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)の地層処分技術に関する研究開発を行っており、原子炉はありません。
研究開発の実施にあたっては、平成12年11月に北海道・幌延町との間で「放射性廃棄物を持込まない、使用しない」などを約束した『幌延町における深地層の研究に関する協定』を締結しており、協定書(写し)は1Fに展示しています。
日本中の原発から廃棄物持ってくるんでしょ、1個で足りるの?
処分事業を行う原子力発電環境整備機構(NUMO)のHPによれば「現時点では、複数の施設の建設は想定していません。国の計画に基づき、NUMOとしては、処分費用のスケールメリットを考慮して、ガラス固化体を4万本以上処分できる施設を1箇所建設することとしています」とされています。
高レベル放射性廃液とありましたけど、本当に液体なんですか?
原子力発電所で使い終えた燃料(使用済燃料)は、「再処理」という工程で、硝酸溶液等の液体を使用して、再び燃料として使えるウランおよびプルトニウムと、燃料として再利用できない核分裂生成物を分離して取り出します。この際に発生する核分裂生成物を含む液体を高レベル放射性廃液と呼んでいます。
この高レベル放射性廃液をガラスと混ぜて固めたものが、高レベル放射性廃棄物(ガラス固化体)です。
地上見学会は2人とかでもやってもらえるんですか?
地上施設見学会も地下施設見学会も1名様以上のお申込みで開催いたします。ホームページなどで開催予定をご確認の上、お申込みください。
廃棄物の処分は地下に埋めるしかないよね。地震の影響も少なくて安定している場所は地下深くしかないし。
地下がどうなっているか研究する事は大変有意義だと思います。
安全に地層処分するのには必要な事なのかもしれないですね。原子力自体のコストは安いですけど、処分にはこれだけの研究とお金が必要なんだなと思いました。
よく知らないまま危ないものと思って周りに流されて反対してましたけどちゃんと見てみて価値観が変わりました。
原子力については汚染水くらいしか知らなかったので、安全に処分する取り組みをオープンに展示していて良かった。
ご意見・ご感想ありがとうございました。
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