第6章 「ふげん」の運転実績

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表6.1.6 第7回定期検査実績工程


保守作業の安全性と信頼性の向上を図ってきた。保守管理システムは、以下の項目のシステムである。
保修工事予算管理システム
定検工事積算管理システム
定検工程管理支援システム
予備品管理システム
設備台帳管理システム
作業・故障管理システム
統計・検索システム
アイソレーション管理支援システム
 保修課員は、専門的な幅広い知識と高度な技術が必要であり、機械、電気、計装等の専門技術教育に加え、OJTを中心とした教育を実施してきた。平成
2(1990)年に、個人のレベルに合わせた独自の専門的な学習ができるように、コンピュータとの対話を通した教育メディア(CAI:Computer Assisted Instruction)を導入し、プラント保全、作業安全等に関する保修課員のレベル向上に努めてきた。
(7)定期安全レビューの実施について
 「ふげん」においては、毎年行われる定期検査とは別に、自主保安活動の一環として、平成12(2000)年に、定期安全レビューを実施し、発電所の安全性を運転経験及び最新の技術知見に基づいて包括的に評価し、各設備・機器の健全性が維持されていることを確認した。
 運転経験の包括的な評価としては、定期検査・定


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