令和2年3月18日
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
原子力科学研究所

原子炉安全性研究炉(NSRR)の運転再開について(お知らせ)

日本原子力研究開発機構は、原子炉安全性研究炉(最大熱出力:パルス運転時2,300万kW、定出力運転時300kW、以下「NSRR」という。)について、令和2年3月24日に運転を再開することとしましたので、お知らせします。

NSRRは、原子炉施設としてリスクの小さい附属建家の耐震工事を除き、国の新規制基準を満たしていると認められたことから、平成30年6月~9月まで利用運転を行いました。その後、令和元年8月まで上記の耐震工事を実施し、令和2年2月27日に新規制基準適合性確認に係る国のすべての検査を終了し、令和2年3月10日に検査合格証を受領しました。これを受けて、令和2年3月24日に運転を再開することとしました。

今後、NSRRを用いた実験を継続的に実施することで原子力の安全性向上、原子力人材育成及び原子力規制行政への技術的支援に貢献いたします。


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