令和2年2月28日
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
原子力科学研究所

原子炉安全性研究炉(NSRR)における新規制基準への対応終了について(お知らせ)
~ 令和2年3月下旬を目途に運転再開の見込み ~

日本原子力研究開発機構は、原子炉安全性研究炉(最大熱出力:パルス運転時2,300万kW、定出力運転時300kW、以下「NSRR」という。)について、新規制基準への対応が終了し、令和2年3月下旬を目途に運転再開の見込みとなりましたので、お知らせします。

NSRRは、原子炉施設としてリスクの小さい附属建家の耐震工事を除き、国の新規制基準を満たしていると認められたことから、平成30年6月~9月まで利用運転を行いました。その後、令和元年8月まで上記の耐震工事を実施し、令和2年2月27日に原子力規制庁による検査がすべて終了しました。今後、原子力規制委員会の検査合格証を受領し次第、速やかに運転を再開する予定です。

運転再開後、NSRRを用いた実験を継続的に実施することで原子力の安全性向上及び原子力規制行政への技術的支援に貢献いたします。


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