平成24年10月4日
独立行政法人日本原子力研究開発機構
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原子力機構週報
(9/29〜10/4)
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原子力機構近況
- 原子力機構は、東京電力福島第一原子力発電所事故に関してさまざまな活動を行っております。当該活動の全般的な内容については下記に掲載しております。
http://www.jaea.go.jp/fukushima/index.html
- 9月28日(金)、東北地方太平洋沖地震を踏まえ、東海再処理施設の健全性に係る点検・評価計画を原子力安全・保安院に報告(平成23年8月30日提出)いたしました。その後、点検・評価計画に基づいて東海再処理施設の設備健全性に係る点検・評価を継続実施しており、これを踏まえてこれまでの進捗状況と今後の点検・評価の計画を原子力規制委員会に報告したことを発表いたしました。
- 9月28日(金)、原子力安全・保安院からの「原子力発電所等の外部電源の信頼性確保に係る開閉所等の地震対策について(追加指示)」(平成24年1月19日付け)の指示により取りまとめた耐震性評価実施計画書(平成24年2月17日提出)に基づく平成24年度第2四半期における耐震性評価の進捗状況を原子力規制委員会に報告したことを発表いたしました。
- 10月2日(火)、イオンマイクロビームを用いたリチウムイオン電池内部のリチウム分布の高分解能可視化に成功したことを学校法人光産業創成大学院大学及び独立行政法人科学技術振興機構と共同発表いたしました。
- 10月10日(水)、岡山大学創立50周年記念館(岡山市北区津島中1-1-1)において「第5回 環境・エネルギーシンポジウム」を、国立大学法人岡山大学、独立行政法人国立高等専門学校機構津山工業高等専門学校と共同開催いたします。
詳細は、http://www.jaea.go.jp/04/zningyo/info/pdf/20121010.pdf
- 10月10日(水)〜11日(木)、日本科学未来館(東京都江東区青海2-3-6)において、「第4回J-PARC/MLFシンポシウム・茨城県ビームライン平成23年度成果報告会」を、高エネルギー加速器研究機構物質構造科学研究所、総合科学研究機構(CROSS)、茨城県と共同開催いたします。
詳細は、http://j-parc.jp/researcher/MatLife/ja/meetings/MLFsympo/
- 本年4月から青森研究開発センターむつ事務所大湊施設において実施していました国際希ガス共同観測は、当初の予定どおり約6ヶ月となる10月10日(水)に観測を終了いたします。今後、得られたデータは共同実施機関である米国パシフィックノースウェスト国立研究所及び財団法人日本分析センターと協力して評価を行い、包括的核実験禁止条約(CTBT)に係わる国際検証活動のためのバックグラウンドデータとして生かしていく予定です。