平成24年6月1日
独立行政法人日本原子力研究開発機構
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原子力機構週報
(5/26〜6/1)
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原子力機構近況
- 原子力機構は、東京電力福島第一原子力発電所事故に関してさまざまな活動を行っております。当該活動の全般的な内容については下記に掲載しております。
http://www.jaea.go.jp/fukushima/index.html
- 5月29日(火)、最先端の光高周波電子銃と超伝導加速空洞を用いた電子線形加速器により、20 MV/m以上の高電界による大強度電子ビームの加速に成功したことを大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構、国立大学法人東京大学、国立大学法人広島大学、学校法人早稲田大学及び株式会社日立ハイテクノロジーズと共同発表いたしました。
- 5月29日(火)、金属酸化物系助触媒が固体高分子形燃料電池用電極反応の高効率化に果たす役割を放射光を用いたその場測定により初めて明らかにしたことを独立行政法人物質・材料研究機構と共同発表いたしました。
- 5月31日(木)、原子力安全・保安院からの「平成23年東北地方太平洋沖地震の知見等を踏まえた原子力施設への地震動及び津波の影響に関する安全性評価の実施について(指示)」(平成23年11月11日付)に基づき、高速増殖原型炉もんじゅにおける周辺斜面の安定性について検討した結果を原子力安全・保安院に報告したことを発表いたしました。
- 6月1日(金)、高い放射線環境下で進められる東京電力株式会社福島第一原子力発電所の廃炉に向けた作業を支援するため、これまで原子力機構等が実施した高分子系材料・機器の耐放射線性試験等の結果878件を収録した「高分子系材料・機器の耐放射線性データベース(Database of Radiation Resistance on Polymer Materials and Equipments : DRRPME)」を整備、公開したことを発表いたしました。
- 6月8日(金)15:40〜16:10、八重洲ダイビル 第一会議室(東京都中央区京橋1-1-1)において、「第8回情報公開委員会」を開催いたします。
情報公開委員会は、どなたでも傍聴いただけます。詳細については別添 [形式:PDF]をご覧ください。
- 6月12日(火)〜13日(水)、福井県若狭湾エネルギー研究センター(福井県敦賀市長谷64-52-1)において、国際ワークショップ「ナトリウム冷却高速炉のシビアアクシデントの発生防止と影響緩和」(主催;原子力機構、協賛;国際原子力機関(IAEA))を開催いたします。なお、翌6月14日(木)に東京においてプレスカンファレンスを行い、当該ワークショップに関するキーメッセージを発信する予定です。