図3: CrスピネルCdCr2O4のブラッグ反射強度の磁場依存性

図3: CrスピネルCdCr2O4のブラッグ反射強度の磁場依存性

磁場強度0で観測される磁気ブラッグ反射(a)が磁化プラトー相(点線より右側が磁化プラトー相)で消失し、(1, -1, 0)磁気ブラッグ反射(b)が新たに出現する。(1,-1,0)反射が増加し、(2,-2,0)反射(c)が変化しないことから図4で示す磁気構造が決定された。1つの四面体に注目すると、無磁場では4つのCrスピンのうち2つが上、2つが下という構造であるが、磁化プラトー相では3つが上、1つが下という構造に変化する。


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