平成21年10月16日
独立行政法人日本原子力研究開発機構
 |
原子力機構週報
(10/10〜10/16)
|
原子力機構近況
- 10月13日(火)、クラスターと呼ばれるナノ粒子ターゲットを用いてレーザーのエネルギーを極めて効率的に吸収する状態を作り出すことにより、従来手法による同規模クラスのレーザー装置を用いた場合よりも約10倍高いエネルギーまでイオンを加速することが出来る画期的な手法を世界で初めて実証したことを、国立大学法人大阪大学及び国立大学法人神戸大学と共同発表いたしました。
- 10月15日(木)、世界で初めて低アルカリ性セメントを用いたコンクリートによる地下施設の本格的な施工に成功したことを発表いたしました。
- 10月16日(金)、原子炉廃止措置研究開発センター管理区域での放射性物質(重水)の漏えいについて、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第62条の3第1項及び研究開発段階にある発電の用に供する原子炉の設置、運転等に関する規則第43条の14第1項第10号に基づく報告書を経済産業省に、また、福井県の原子力発電所周辺環境の安全確保等に関する協定書第7条第3号に基づく異常時発生連絡書を福井県及び敦賀市に提出いたしました。
- 10月21日(水)10:00〜17:30、科学技術館(東京都千代田区北の丸公園2-1)において、「『地層処分の実力を示す』ネットワーク」第1回情報交換会を開催いたします。
詳細は、http://www.jaea.go.jp/02/info/090828/index.html
- 10月26日(月)10:20〜17:30、JSTホール(東京都千代田区四番町5-3)において、「量子ビーム産業利用シンポジウム」を、財団法人高輝度光科学研究センター、独立行政法人科学技術振興機構、国立大学法人大阪大学、茨城県及び兵庫県(予定)と共同開催いたします。
詳細は、http://www.jaea.go.jp/04/qubs/JST-QuBS.htm
- 11月10日(火)〜13日(金)、東海研究開発センター原子力科学研究所先端基礎交流棟(茨城県那珂郡東海村白方白根2-4)において、「将来の核燃料サイクルのための先進保障措置技術に関する国際ワークショップ」を開催いたします。
詳細は、http://www.jaea.go.jp/04/np/activity/2009-11-10/announce.html#id4