平成21年5月29日
独立行政法人日本原子力研究開発機構
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原子力機構週報
(5/23〜5/29)
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原子力機構近況
- 原子力機構では、これまでの研究開発成果を社会に還元することを目指して「成果展開事業」を実施しています。これは、原子力機構が所有する特許等を企業に提供し、実用化に関する研究開発を共同で実施することにより、企業の製品開発を支援するものです。平成21年度は、審査の結果4件を採択いたしました。(別添参照[PDF])
- 5月25日(月)、人形峠レンガ加工場において製造したレンガについて、一般の方々に知っていただくために、原子力機構東京事務所及び文部科学省に、レンガを使用した室内花壇等を設置したことを発表いたしました。
- 5月25日(月)、鳥取県湯梨浜町におけるウラン探鉱活動により生じた残土を人形峠レンガ加工場にて製造したレンガの頒布を開始いたしました。
詳細は、http://www.jaea.go.jp/04/zningyo/info/index.html
- 5月26日(火)、異常に大きな見かけ上の質量を持つ「重い電子」が作るフェルミ面を世界で初めて直接観測することに成功し、これにより、重い電子が担う電気伝導の性質を様々な金属ごとに判別することを可能にしたことを、東北大学、東京大学及び京都産業大学と共同発表いたしました。
- 5月28日(木)、高速増殖原型炉もんじゅの屋外排気ダクト補修工事の完了及びプラント確認試験の再開について、地元自治体に報告したことを発表いたしました。
- 5月28日(木)、高速増殖原型炉もんじゅの耐震裕度向上工事等の実施について、地元自治体に報告したことを発表いたしました。
- 6月1日(月)、FBR実用炉・実証炉の実現に向けて更なる連携強化を図るため、原子力機構と三菱重工業(株)及び三菱FBRシステムズ(株)は、大洗研究開発センター内に、設計作業や技術開発計画策定を共同で実施するサテライトオフィスを新たに設置いたします。