平成19年 5月25日
独立行政法人日本原子力研究開発機構

JAEAロゴマーク   原子力機構週報
(5/19 〜 5/25)


原子力機構近況

 ○ 5月18日(金)、平成19年度科学技術振興調整費の審査経緯及び結果概要が発表され、この中で原子力機構(関西光科学研究所)から「先端融合領域イノベーション創出拠点の形成」プログラムに応募していた以下の案件が採択されました。
 採択課題:「光医療産業バレー」拠点創出
 詳細は、http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/19/05/07051420.htm
 
 ○ 5月18日(金)、ダイヤモンド超伝導体の格子振動の直接観察に世界で始め成功し、その結果、最もエネルギーの高い種類の格子振動が、ダイヤモンドの超伝導減少を引き起こしている証拠を発見したことを発表いたしました。
 
 ○ 5月21日(月)、小型で強いレーザーを用いて、高輝度で位相の揃った単色のX線を卓上の大きさで発生できる装置を開発し、このX線の特性を利用して高解像度の生体イメージを容易に撮影できることを発表いたしました。
 
 ○ 5月23日(水)、高速増殖原型炉もんじゅについて、ナトリウム漏えい対策に関する改造工事の本体工事が完了したこと及び2次主冷却系へのナトリウム充填を開始したことを発表いたしました。
 
 ○ 5月23日(水)、東海再処理施設の運転(07-1キャンペーン)が終了したことを発表いたしました。(使用済燃料の累計再処理量:1,140トン)
 
 ○ 5月24日(木)、東海研究開発センター原子力科学研究所の原子力事業者防災業務計画を修正し、文部科学省及び経済産業省に届け出るとともに、その写しを関係自治体に提出したことを発表いたしました。
 
 ○ 5月25日(金)、敦賀本部高速増殖炉研究開発センターの高速増殖原型炉もんじゅ初装荷燃料にかかる原子炉設置変更許可申請の一部補正を行いました。(別添1参照)
 
 ○ 5月25日(金)、高速実験炉「常陽」において、高速増殖炉サイクル技術の裾野の広い研究開発を実施するための照射用実験装置の追加や、炉心の温度を低くした運転及び制御棒操作の自動化のための原子炉設置変更について、国の安全審査を経て文部科学大臣の許可を取得しました。(別添2参照)
 
 ○ 5月27日(日)、国立大学法人東京大学第80回五月祭において、特別講演・討論企画:徹底討論・核融合「点火&アフター」が開催され、原子力機構からも講演等を行います。
 詳細は、http://www.jaea.go.jp/02/info/070521/index.html
 
 ○ 5月30日(水)〜31日(木)、日本学術会議講堂(東京都港区六本木7-22-34)において、「原子力総合シンポジウム2007 (日本学術会議総合工学委員会主催、原子力機構他後援) 」が開催され、原子力機構からも講演等を行います。
 詳細は、http://wwwsoc.nii.ac.jp/aesj/symp/symp2007.htm
 
 ○ 6月6日(水)13:10〜16:35、大洗文化センター(茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6881-88)において、高速実験炉「常陽」臨界30周年記念報告会を開催いたします。
 詳細は、http://www.jaea.go.jp/04/o-arai/joyo/topics/30th/index.htm
 


各研究開発拠点等のトピックスについて

 ○ 第22回IEA大型トカマク協定執行委員会「IEA Cooperation Among Large Tokamak Facilities」を開催いたしました。(那珂5/21〜5/22)
 
 ○ 米国サンディア国立研究所との「透明性フレームワーク共同研究」技術会合を開催いたしました。(敦賀5/22〜5/24)
 
 ○ 「第8回光量子科学研究シンポジウム」を開催いたします。(関西6/4〜5予定)
 詳細は、http://wwwapr.kansai.jaea.go.jp/sympo8/
 


各研究開発拠点等のその他の状況について

 ○ 別紙のとおり
 



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