平成18年9月19日
独立行政法人日本原子力研究開発機構
 
社団法人日本金属学会第29回技術開発賞の受賞について
−高速増殖炉用酸化物分散強化型(ODS)フェライト鋼燃料被覆管の開発−

 
 独立行政法人日本原子力研究開発機構(理事長 殿塚猷一)(以下「原子力機構」と言う)は、株式会社コベルコ科研(代表取締役社長 中村 秀樹)、住友金属テクノロジー株式会社(代表取締役社長 酒井 俊彦)と協力して、従来の高速増殖炉用燃料被覆管に比較して優れた高温強度を有し、かつ、中性子照射損傷抵抗性に優れた酸化物分散強化型(ODS)フェライト鋼燃料被覆管の開発を行ってきましたが、この度、この開発について、社団法人日本金属学会の第29回技術開発賞を受賞いたしました。
 授賞式は、新潟大学五十嵐キャンパス(新潟市五十嵐2 の町8050番地)で開催された日本金属学会2006年秋期(第139回)大会の中で、9月16日(土)に執り行われました。

  受賞件名
     9Cr-ODSフェライト/マルテンサイト鋼燃料被覆管の開発

  受賞者
    独立行政法人日本原子力研究開発機構
      次世代原子力システム研究開発部門
   皆藤 威二、大塚 智史、鵜飼 重治
    株式会社コベルコ科研    藤原 優行
    住友金属テクノロジー株式会社    小林 十思美
以 上
【添付資料】
 高速増殖炉用酸化物分散強化型(ODS)フェライト鋼燃料被覆管の開発について

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