(別添3)
 
核不拡散科学技術国際フォーラムの開催について
 
1. 目的
 近年、核拡散問題が深刻化する情勢下、エルバラダイ構想、国際原子力エネルギー・パートナーシップ(GNEP)構想、米印原子力協力など、各種の国際的イニシアティブが打ち出されている。これらのイニシアティブは、NPT体制を基軸とした核不拡散と平和利用をめぐる国際的枠組に関わるものである。わが国は、NPT体制下で核燃料サイクルの確立を目指しているところ、これら最近の国際的動きを踏まえて今後とも核不拡散と原子力平和利用との両立を図っていく必要がある。
 今般、原子力機構・核不拡散科学技術センターの設立を新たな契機として、@核不拡散問題の最新の国際的動きに対する理解を深める、A原子力機構から、我が国の核不拡散と平和利用の両立への取組みを発信する、B核不拡散技術開発分野での国際的なパートナーシップを強化することを目的に、国内外から著名な専門家を招へいし、核不拡散科学技術国際フォーラムを開催する。
 
2. フォーラム概要
(1) 日程、開催場所及び参加料
日程:平成18年5月18日(木)〜19日(金)
場所:新生銀行本店ビル1階 新生ホール(東京都千代田区内幸町2-1-8)
参加料:無料 (事前申し込み制:締め切り5月8日)
 
(2) フォーラム参加者
原子力、エネルギー、国際政治等の関係者を主要な対象にするが、一般の方、大学院生等にも参加を呼びかけ、パネル討論においてはフロアからも意見を求める。
 
(3) 主要テーマと構成
別紙のとおり
 
(4) 開催規模
一般の公募と招待を含めて200〜300名程度の規模を想定。
 
(5) 後援
文部科学省、経済産業省、外務省、及び原子力委員会 (いずれも要請中)

3. その他
 内容は公開、日英同時通訳あり。フォーラム案内状は、プレス、関係省庁、関係機関・企業、大学、在京の外交ミッション等に広く配布を行うほか、関係箇所へのポスターの掲載、原子力機構ホームページ、原子力機構広報誌への案内掲載も行う。
 また、本フォーラムの成果については、原子力機構のホームページ等はもとより、国内外の関係誌等に掲載して頂くこと等により、関係者をはじめ、広く国民の理解促進に努めていく。
以 上

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