採用予定人数 |
研究系職員 1名 |
募集分野 |
- (1)研究分野:
原子力に係る地球科学分野
- (2)募集テーマ:地層処分技術の信頼性向上のための自然現象に係る研究開発
わが国の幅広い地質環境を対象とした地層処分の信頼性を確保するためには、「地層処分研究開発に関する全体計画」(地層処分研究開発調整会議、令和5年3月)にも示されているように、火山・火成活動、深部流体、地震・断層活動、隆起・侵食といった自然現象が地層処分システムに及ぼす影響を調査・評価する技術の更なる充実が求められる。本テーマでは、これら自然現象に係る研究開発について、機構内外の関係者・関係機関と密に連携しながら、フィールドワーク、機器分析、数値解析等の各手法を駆使して推進し、処分事業実施主体や規制当局等の各ステークホルダーから提起されたニーズに的確に応えられる成果を創出する。研究開発に当たっては、わが国の地質環境の多様性に加え、異なる自然現象間の相互関係等についても考慮することが重要である。そのため、単独の現象理解の深化にとどまらず、システム全体を把握するための、採用すべき手法の選択や組み合わせの考え方や、選択した手法の相互関係等を考慮した手順等を整理して提示することを重視して研究開発を遂行する。
また、最先端の科学的知見を取り入れた成果の創出が地層処分の技術的信頼性の理解促進にも資することを理解し、外部資金(科研費等)の獲得も含めた、独創的な研究についても積極的に進める。
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配属先(予定) |
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 核燃料・バックエンド研究開発部門
東濃地科学センター 地層科学研究部 ネオテクトニクス研究グループ
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勤務地(採用時予定) |
岐阜県土岐市泉町定林寺959番地の31
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 核燃料・バックエンド研究開発部門
東濃地科学センター 土岐地球年代学研究所
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応募資格 |
- (1)博士号の学位(博士(理学)又は博士(工学)等)を有する方
- (2)わが国での地層処分において特に考慮すべき自然現象(火山・火成活動、深部流体、地震・断層活動、隆起・侵食)の4分野すべてについて、地層処分のサイト選定・安全評価への反映に係る研究開発業務経験及び成果を有していること。また、これらの成果の一部において、学会等での表彰及び顕著なアウトリーチ実績(プレス発表等)を含むこと。
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勤務条件 |
別紙のとおり |
応募書類 |
- (1)履歴書(当機構指定様式を使用したもの)(PDF、WORD)
- (2)専攻実績書(当機構指定様式を使用したもの)(PDF、WORD)
- (3)大学の卒業証明書等(学部の卒業証明書、修士及び博士課程修了証明書)
- (4)大学の学業成績証明書等(学部、修士及び博士課程の学業成績証明書)
- (5)博士号の学位取得証明書又は学位記の写し
- (6)研究経歴書(A4様式自由)、研究業績リスト(A4様式自由)及び主要論文の別刷
研究業績リストでは本人の氏名にアンダーラインをすること。
- (7)研究計画書(研究活動に対する考え方と抱負をA4様式自由で1,000字程度)
- (8)個人情報の取扱いに関する同意書
(当機構指定様式を使用したもの)(PDF、WORD)
※(8)の提出は、EEA(欧州経済領域) 加盟国内(EU 加盟国、アイスランド、リヒテンシュタイン及びノルウェー)及び英国内に在住の方に限ります。
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応募方法書類提出先 |
JREC-IN 求人公募情報【データ番号:D123120687】 から、Web応募を行ってください。
【WEB応募にあたっての注意点】
- (1)応募書類は全てPDF化して頂き、一つのZIPファイルにまとめください。
- (2)ZIPファイル名には、≪AppRecForTono_(応募者の氏名)≫と題して、全て半角で記してください。
- (3)ファイルサイズが20MB以下であることをご確認のうえ提出して下さい。解凍に特殊なソフトが必要な圧縮ファイルでの提出は不受理となります。
- (4)提出されるファイルには、パスワードを設定しないでください。
- (5)JREC-INでの提出後、応募書類が受理可能であるかを事務局で確認し、申請者のJREC-INにおける応募状況を「応募中」から「受理済」または「不受理」に変更します。応募者には、ステータス変更時にJREC-INから自動的にメールで応募状況変更の通知がなされます。提出と同時に受理通知が届くわけではございませんので、ステータス変更通知が届き次第、受理状況をご確認ください。
- (6)研究業績の未添付など提出書類不足等の不備がある場合や件名が無い場合など要件を欠く場合は、不受理扱いとします。
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書類提出締切日 |
令和5年12月28日(木)17時(日本標準時)必着 |
書類審査 |
提出された応募書類について審査の上、採用試験受験者を決定します。
書類審査の結果は、文書により通知します。
応募書類は返却いたしませんので了承ください。
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採用試験 |
- (1)研究業績審査(パワーポイントを使用した口頭発表と質疑応答)
- (2)面接試験
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採用試験日 |
令和6年2月中旬 |
採用試験会場 |
<研究業績審査>
オンラインもしくは対面
※対面の場合は、東濃地科学センター 土岐地球年代学研究所(岐阜県土岐市泉町定林寺959番地の31)で実施予定
<面接>
茨城県那珂郡東海村大字舟石川765番地1
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 本部
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採用試験結果 |
採用試験終了後、速やかに文書により通知します。 |
採用時期 |
令和6年4月1日以降 |
旅費の支給 |
採用試験の際には、当機構の規定に基づき採用試験後に銀行振込み等で旅費を支給します。 |
問い合わせ先 |
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 核燃料・バックエンド研究開発部門
東濃地科学センター 総務・共生課
TEL:0572-53-0211 FAX:0572-55-4114
e-mail:jinji-tono*jaea.go.jp(*を@に変えて送付してください)
(募集分野の問い合わせ先)
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 核燃料・バックエンド研究開発部門
東濃地科学センター 地層科学研究部 ネオテクトニクス研究グループ
グループリーダー 丹羽 正和
TEL:0572-53-0211 FAX:0572-55-4114
e-mail:jinji-tono*jaea.go.jp(*を@に変えて送付してください)
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留意事項 |
- (1)採用試験に合格された方には、以下の書類を提出いただきます。
①健康診断書
②大学の卒業証明書等(学部の卒業証明書、修士及び博士課程修了証明書)の原本
③博士号の学位取得証明書の原本
※②及び③はE-mailにより応募された方のみ提出頂きます。
- (2)日本国籍を有していない場合は、採用予定日までに日本国内における当機構で就労するために必要な在留資格を取得してください。
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個人情報の取扱い |
提出いただいた個人情報は採用選考のために利用します。採用が決定した方の個人情報については、引き続き採用後の雇用管理のために利用します。その他の方の個人情報は提出していただいてから1年を経過した時点で破棄します。 |
その他 |
当機構は男女共同参画を推進しており、女性の方の応募を歓迎します。 |