━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2010.12.17 ━━━━━━━━

■■■□□□ JAEAメールマガジン
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++---- No.157 目次 ----++

現場から ____ 「未来を拓く原子力」2010を刊行しました(研究技術情報部)

プレス発表、お知らせ、採用情報、調達情報

あとがき

━ 現場から ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「未来を拓く原子力」2010を刊行しました

原子力機構の最新の研究開発成果をわかりやすくタイムリーに報知する成果普及情報誌「未来を拓く原子力」の2010年版が刊行されました。ここ1〜2年で公刊された機構職員執筆の論文等から代表的なトピックスをピックアップし、図表を中心に1件1ページで解説するいわば「成果のカタログ」です。2010年版は94編のトピックスを掲載しました。ご興味を持たれた方がより詳しい情報にアクセスできるよう、各トピックスの元となった論文等の書誌情報も掲載しています。今回は、この「未来を拓く原子力」がどのように作られているかをご紹介しましょう。

まず、自分の論文等をより多くの方に知ってもらうため、その論文を書いた職員本人が掲載したいトピックス原稿を執筆して応募してきます。集まったトピックス原稿は機構内編集委員会の審査を受けて掲載の可否が決定されますが、ここでは成果自体の重要性のみならず、どのようなタイトルにすればインパクトがあるか、どのような文章や図表にすればわかりやすくなるか、表現方法まで細かに検討されます。限られた誌面の範囲内で、専門的な研究開発成果をわかりやすく表現するのは非常に難しいことです。掲載決定したトピックス原稿は執筆者と編集委員会・編集事務局との間で何度もやりとりが重ねられ、詳細まで決まれば後は編集事務局の仕事となります。誤字脱字のチェックはもちろんのこと表記方法の統一、参考文献の確認、図表レイアウトや色彩調整、連日連夜の読み合わせ、執筆者との連絡調整などを行っていきます。地味な仕事ではありますが、よりよいものを作るため、編集期間中の担当者たちは校正原稿が3Dで夢に出てくるほど集中して作業にあたっています。なお、編集事務局は成果発信も所掌しているJAEA図書館(研究技術情報部)が担当しています。

こうして出来上がる「未来を拓く原子力」は、和文・英文それぞれ年1回刊行されています(英文2010年版は2011年2月予定)。配布をご希望の方は、JAEA図書館(ird-support@jaea.go.jp)までご連絡ください。また、Web版を原子力機構のホームページからもご覧いただけます。Web版ならではの用語解説機能や研究開発報告書類全文へのリンクを整備していますので、ぜひご活用ください。

http://jolisfukyu.tokai-sc.jaea.go.jp/fukyu/mirai/2010/index.html

(研究技術情報部  野澤 隆)

━ プレス発表 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━ 採用情報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

*上記の詳細は http://www.jaea.go.jp/saiyou/index.html をご覧下さい。

━ 調達情報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━ あとがき ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

12月もあっという間に半ばを過ぎてしまい、気がつくとクリスマス、年末がそこまで来てしまいました。そういえば、今月は21日に月食が観られるとのことです。特に今回は、月が部分的に欠ける部分月食ではなく、月が地球の影にすっぽり入ってしまうときにおこる皆既月食と呼ばれるもので、3年ぶりの現象だそうです。月が東の空から昇ってくる夕暮れ頃には月食も始まっているとのことですので、イルミネーションではない自然の光のショーをご覧になってはいかがでしょうか。(情報公開課 羽石明博)

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【発行】独立行政法人 日本原子力研究開発機構 広報部  佐田務、上野信行  ○

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