平成22年12月16日
独立行政法人
日本原子力研究開発機構
理事長 鈴木篤之

高速増殖原型炉「もんじゅ」の性能試験工程について(談話)

去る8月26日に発生した高速増殖原型炉「もんじゅ」の炉内中継装置のトラブルについては、原子炉容器内で起こったことであり、これを重く受け止め、機構の最優先課題として、その復旧のための検討を行ってまいりました。

今般、その復旧作業の具体的な方法を決定し、これに伴い見直した性能試験全体工程の発表を致しましたが、今後とも、安全確保を最優先とし、適宜、工程の進捗状況などを分かり易く公表するなど、透明性を持って取り組んでまいります。

また、こうしたトラブルの一つ一つを克服し、高速増殖炉の実用化に反映させていくことが、原子力機構の使命であると認識しております。

引き続き、皆様のご理解、ご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

以上


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