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■■■□□□ JAEAメールマガジン
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++---- No.120 目次 ----++

現場から ____ 「高校生のための中性子散乱実験」(産学連携推進部)

プレス発表、お知らせ、採用情報、調達情報

あとがき

━ 現場から ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「高校生のための中性子散乱実験」

産学連携推進部は平成22年2月14日、茨城県ひたちなか市のひたちなか商工会議所で、高校生や高専生向けの公開講座、「サイエンスカフェ 高校生のための中性子散乱実験」を行いました。また、昼休みには、会場となった商工会議所に出店しているコーヒー店の鈴木誉志男会長による「コーヒーの話とおいしいコーヒーの入れ方講座」も行われました。

中性子散乱実験は、物質の中の水素の位置を確認する唯一の方法です。中性子を用いれば、水素の偏りで発生する物質の電位差を確認することにより、例えば水素を使った未来の電池等の利用の可能性が広がります。産学連携推進部では、原子力機構がもつ優れた中性子源を提供し、数多くの研究者に利用していただくための橋渡しをしています。

今回のサイエンスカフェでは、まず柴山充弘東京大学物性研究所付属中性子科学研究施設長(教授)の中性子散乱実験入門講義のあと、ご自身の研究対象ソフトマター(柔らかい物質)への中性子散乱実験応用についてお話しいただきました。続いて、杉山正明京都大学原子炉実験所粒子線基礎物性研究部門準教授が医療への応用として、白内障でのタンパク質変容の散乱実験による解明、産業界から久米卓志花王(株)ケアビューティ研究所主任研究員が美容液や乳液などに使っている「エマルション」への散乱実験の応用について、最後に深澤裕当機構研究員が太陽系生成時の宇宙氷の仮説について米国での研究の話などを交え、氷の研究で中性子が水素や電気の流しやすさを確認する手法として重要なツールとなることを話しました。

各講師は自分の高校生時代の科学への関心、中性子実験を専門として選んだ理由、あるいは企業研究者となった理由を高校生に話しかけ、高校生のキャリア形成に参考になるような講義内容でした。高校生からは、「将来自分が何をするか決める上での知識の収集という点で今回の体験はとても参考になった」をはじめとして科学に対して興味をもったとか参加してよかったなどの意見が寄せられました。

産学連携推進部業務課 並木伸爾

━ プレス発表 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━ お知らせ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━ 採用情報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

*上記の詳細は http://www.jaea.go.jp/saiyou/index.html をご覧下さい。

━ 調達情報 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━ あとがき ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

例年になく多かった雪の季節もようやく過ぎ、いよいよ春到来となりました。休日等、これまで家に閉じこもりがちだったみなさん、外に一歩踏み出してみませんか!!ということで、今回は「ウォーキングのすゝめ」です。

健康診断で運動するよう指導された方もいらっしゃると思いますが、いきなりハードな運動は・・という方もいらっしゃいますよね。そこで打ってつけなのがウォーキングです。

年寄りのようだ・・と思うなかれ、これが結構ハマります。「ブラブラ散歩」ではなく、「しゃきしゃきウォーキング」を心がけましょう。汗をかいた時の爽快感、そして、「脂が燃えている」感覚は何とも言えません。

無理なく歩いて健康維持、車では気が付かない街の違った一面も発見でき、気分転換も図れ、そして知らず知らずのうちに後からメタボ防止、改善効果が付いてきます。初期投資がほとんどないというのも利点。これまではちょっとの距離でも車を使っていたのをウォーキングに変えるだけで、ガソリン節約&CO2排出削減の効果もあります。

いいこと尽くめのウォーキングですので、まずは一般的な目標である「一日、一万歩」を目指し頑張りましょう!

最後に・・・不測の事態に備え、歩く際はコンビニ等トイレのチェックをお忘れなきよう。(笑)(広報課 大内信孝)

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【配信希望、アドレス変更、配信停止】http://www.jaea.go.jp/14/14_0.html

【ご感想やご要望】http://www.jaea.go.jp/13/13_1form.shtml

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【発行】独立行政法人 日本原子力研究開発機構 広報部  佐田務、上野信行 JAEAロゴ ○

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