原子力機構ニュースをご覧いただきありがとうございます。
6月14日に発生しました岩手・宮城内陸地震でお亡くなりになられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げますとともに、被災された方々にお見舞い申し上げます。梅雨が本格化し、土砂ダムの決壊や土砂崩れなど、二次災害には十分ご注意ください。
6月も残すところ数日となり、早い地域では高校野球の予選が開幕しております。7月に入ると全国各地で予選が開幕し、高校野球ファンにとっては毎日落ち着かない日々が続くことと思います。各都道府県の代表校が決まる頃には梅雨明けし、夏本番がやってきます。
今年の甲子園では、是非、岩手・宮城両県の代表校に旋風を巻き起こしてもらい、被災地への精神的な復興の一助となることを期待したいものです。
広報部広報課 石井 勇
今回の「研究開発現場から」は、研究技術情報部です。
研究技術情報部は、JAEA図書館の運営、その情報収集機能を活かしたINIS(International Nuclear Information System)計画への協力、原子力機構の研究開発成果の取りまとめと普及に係る業務を実施しています。
JAEA図書館は、国内随一の原子力専門図書館です。原子力関連の専門図書(約15万冊)及び専門学術雑誌(約2,000誌)、研究レポート(約280万件)などの学術情報を収集・提供し、研究開発活動を支援しています。本年4月より所蔵資料の文献複写サービス(有償)を開始し、6月25日にはOPAC(Online Public Access Catalogue:蔵書検索システム)をWeb公開しました。これらのサービスは、下記URLの「JAEA図書館」ホームページからご利用いただけます。
http://jolisfukyu.tokai-sc.jaea.go.jp/ird/index.html
INISは、IAEA(国際原子力機関)が中心となって作成している国際的な原子力関連文献情報データベースです。原子力機構はINISの日本ナショナルセンターに指名されており、その実施部署としてJAEA図書館が国内で刊行された原子力関連文献のデータ作成やINISの利用促進等を担当しています。大学ではWeb版INISデータベースを無料でご利用いただけます。申込方法やINISの詳細は上記の「JAEA図書館」ホームページでご案内しております。
原子力機構の研究者は、年間約1,700件の論文を学術雑誌等で発表し、また年間約250件の研究開発報告書類(JAEAレポート)を刊行しています。JAEA図書館は、これら外部発表論文の要旨、JAEAレポートや成果普及情報誌「未来を拓く原子力」の全文を「JAEA図書館」ホームページから積極的に発信し、原子力機構が成し得た成果の普及に努めています。
このように、原子力に関わる学術情報を提供することで、皆さまの研究開発活動を積極的に支援しておりますので、ぜひご活用ください。
■申し込みいただいた皆様に独立行政法人日本原子力研究開発機構の情報を配信しております。
■アドレス変更・配信停止については、以下のホームページをご覧ください。
http://www.jaea.go.jp/14/14_0.html
【編集・発行】独立行政法人日本原子力研究開発機構 広報部広報課
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【お問い合わせ】お問い合わせフォームより → http://www.jaea.go.jp/13/13_1form.shtml
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