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原子力と核不拡散、核セキュリティに係る国際フォーラム
−核燃料サイクルのバックエンドにおける核不拡散、核セキュリティ確保とアジアにおける地域協力−
の開催について

開催趣旨

(独)日本原子力研究開発機構(原子力機構)は、核不拡散に関する一般社会の理解促進と国際貢献を目的として、毎年、原子力平和利用と核不拡散にかかわる国際フォーラムを開催しております。国際フォーラムでは、原子力平和利用と核不拡散に関するその時々の今日的なトピックを取り上げ、種々の課題や方策についての議論を行うとともに、我が国及び原子力機構の核不拡散への取組を紹介しています。

今年度のフォーラムでは、「核燃料サイクルのバックエンドにおける核不拡散、核セキュリティ確保の方策」と「アジアの原子力利用における核不拡散、核セキュリティ方策及び多国間協力枠組み」という2つのテーマを取り上げます。

我が国の今後のエネルギー・環境政策については、「革新的エネルギー・環境戦略」を踏まえて、検証と見直しを行いながら遂行されていくことになると考えられますが、いかなる政策をとったとしても核不拡散及び核セキュリティの確保には引き続き留意が必要です。フォーラムでは、今後の日本の政策において核不拡散及び核セキュリティの確保の重要度が特に高いと考えられるバックエンドに焦点を当て、核不拡散及び核セキュリティ上の課題及び課題に対する対応方策の議論を行います。

また、原子力発電の拡大が想定されているアジア地域において、各国が、核不拡散及び核セキュリティを確保しつつ原子力発電を進めていくことが、地域全体にとって重要になります。この観点から、アジアの原子力利用における核不拡散、核セキュリティ確保の方策及び日本等の原子力先進国を含む本分野の多国間協力枠組みの実現性について、供給国側の視点から議論を行います。

実施概要

開催日時:
平成24年12月12日(水) 10:00〜17:00、12月13日(木) 9:30〜12:00
開催場所:
東京大学 伊藤国際学術研究センター 地下2階 伊藤謝恩ホール(東京都文京区本郷7-3-1)
http://www.u-tokyo.ac.jp/ext01/iirc/access.html
主催:
(独)日本原子力研究開発機構
共催:
(公財)日本国際問題研究所
東京大学大学院工学系研究科
入場料:
無料(事前申込制)
言語:
日本語・英語(日英同時通訳有り)

レセプション

フォーラム初日終了後に、講演者及びパネリスト等をお迎えして、会費制のレセプション(立食)を開催致します。

会場
東京大学 伊藤国際学術研究センター 地下2階 多目的ホール
会費
4,000円

プログラム

※プログラムの一部、講演者及びパネル討論参加者については変更となる可能性があります事、ご了承願います。

平成24年12月12日(水) 10:00〜17:00

開会挨拶及び基調講演 10:00〜12:30

開会挨拶
鈴木 篤之 日本原子力研究開発機構理事長
基調講演
「日本の原子力利用と核不拡散」
有馬 朗人 学校法人根津育英会武蔵学園長 / 元科学技術庁長官 / 元文部大臣
「核燃料サイクルのバックエンド - 保障措置に係る現在及び将来の課題」
ハーマン ナカーツ 国際原子力機関(IAEA) 保障措置担当事務次長(代読)
「米国の原子力利用と核不拡散の取組みと日本への期待(仮題)」
ピーター ハンロン 米国エネルギー省(DOE) 国家核安全保障庁(NNSA) 防衛核不拡散局 核分裂性物質処分担当次官補代理
「仏新政権の原子力利用と核不拡散の取組み」
フレデリック モンドロニ 仏国原子力・代替エネルギー庁 企画・渉外局長兼国際本部長(代読)
「韓国の原子力利用と核不拡散の取組み(仮題)」
パク ノビョク 韓国外交通商部 エネルギー資源大使

パネル討論1 14:00〜17:00
「核燃料サイクルのバックエンドにおける核不拡散、核セキュリティ確保の方策」

座長
  • 伊藤 隆彦 日本原子力文化振興財団理事長 / 核物質管理学会日本支部会長 / 中部電力顧問
パネリスト
  • 遠藤 哲也 日本国際問題研究所「新しい核の秩序構想タスクフォース」座長
  • ピーター ハンロン 米国エネルギー省(DOE) 国家核安全保障庁(NNSA) 防衛核不拡散局 核分裂性物質処分担当次官補代理
  • 持地 敏郎 日本原子力研究開発機構 核物質管理科学技術推進部長
  • ピーター ランス 国際原子力機関(IAEA) 実施A部 調整支援課長
  • シャロン スクワッソーニ 米国戦略国際問題研究所(CSIS)拡散防止プログラム部長兼上級研究員
  • クリストフ グゼリ 在日フランス大使館 原子力参事官
内容
  • 核燃料サイクルのバックエンドにおける核不拡散及び核セキュリティの観点からの課題、課題に対する対応方策について議論する
    • 再処理、直接処分それぞれのオプションに伴う核拡散、核セキュリティ上の課題及び対応方策
    • 我が国の状況に鑑みた核不拡散、核セキュリティ上の課題及び対応方策(分離プルトニウムの増加が想定されることに対する国際的な懸念への対応等)

レセプション 17:30〜19:00

於:東京大学 伊藤国際学術研究センター 地下2階 多目的ホール

平成24年12月13日(木) 9:30〜12:00

パネル討論2 9:30〜12:00
「アジアの原子力利用における核不拡散、核セキュリティ方策及び多国間協力枠組み」

座長
  • 久野 祐輔 日本原子力研究開発機構 核物質管理科学技術推進部次長
パネリスト
  • グレブ エフレモフ 露国国際ウラン濃縮センター部長
  • ステファン ゴールドバーグ 米国芸術科学アカデミー 世界の原子力の将来プロジェクト 研究コーディネーター
  • イル ソン ホワン 韓国ソウル国立大学工学部教授
  • 直井 洋介 日本原子力研究開発機構 核不拡散・核セキュリティ総合支援センター次長
  • 田中 知 東京大学大学院工学系研究科原子力国際専攻教授
  • ティムール ジャンチキン カザフスタン原子力庁委員長
内容
  • アジア地域における原子力利用拡大に伴う核不拡散、核セキュリティを確保する観点から、供給国側の視点で以下について議論する
    • 各供給国の原子力輸出政策(原子力資機材の輸出にあたって、受領国側に求める核不拡散、核セキュリティ担保措置)
    • 各供給国による保障措置、核セキュリティに関する支援の取組み
    • 多国間協力枠組みの実現可能性

閉会挨拶

田中 知 東京大学大学院工学系研究科原子力国際専攻教授