用語解説

1)日本原子力研究開発機構
原子炉研究開発、核融合研究、量子ビーム研究など原子力に関する総合的な研究開発を行う独立行政法人。BA活動においては、実施機関に指定され、六ヶ所及び那珂において事業を推進している。ITER計画においては、国内機関に指定され、国内で中心的な役割を担っている。
2)幅広いアプローチ(BA)活動
核融合炉の原型炉を目指したITERを補完する研究プロジェクトで、国際核融合エネルギーセンター、国際核融合材料照射施設の工学実証・工学設計活動及びサテライトトカマクの3つの事業を日欧共同で推進する活動。
 ※BAに関するホームページ:http://www.naka.jaea.go.jp/BA/
3)スーパーコンピューター
内部の演算処理速度が、その時代の一般的なコンピューターより極めて高速な計算機のこと。
4)調達取決め
イーター計画及びBA活動において必要となる機器等について、各機器ごとに技術仕様、調達スケジュール等を合意した取決め文書。
5)ペタフロップス
フロップスは、コンピューターの性能指標の一つ。1秒間に浮動小数点数演算が何回出来るかという能力を現す。1ペタは、10の15乗(=千兆)倍の量。
6)ITER
国際熱核融合実験炉。2018年頃の運転開始を目指し、日本、欧州連合、ロシア、米国、韓国、中国、インドの7極により進められている。ITERを建設、運転する国際機関であるITER機構が設立されている。
 ※ITERに関するホームページ:http://naka-www.jaea.go.jp/ITER/
7)サテライトトカマク
日欧共同で建設される臨界プラズマ試験装置JT-60の後継装置。ITERの技術的目標達成のための支援研究及び原型炉に向けたイーターの補完研究が行われる。

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