平成18年 3月 3日
独立行政法人日本原子力研究開発機構

  原子力機構週報
(2/25 〜 3/3)


原子力機構近況

 ○ 2月27日(月)、海水循環及び物質移行のプロセス解明などを目的に、ロシア側排他的経済水域を含む日本海海洋調査を1994年から10年間に渡って実施し、今般、日本海の人工放射性核種分布マップを初めて作成するとともに、日本海における放射性核種移行の特徴を解明したことについて発表しました。
 
 ○ 2月28日(火)、超短光パルスレーザーを用いて、セシウム原子の近接した二つの化学状態(励起状態)のうち、一方の状態のみを従来手法を大幅に上回る速さで完全に選択的に生成させることに成功し、新しい物質制御の方法を開発する手がかりを得たことについて発表しました。
 
 ○ 3月3日(金)、国際熱核融合実験炉(ITER)で必要とされる遠隔保守のための要素技術として開発した複合型光ファイバ技術に関する研究成果を原子力分野以外に応用することを目的に、産学との連携に基づく技術開発を進めてきましたが、その技術開発の一環として、国立成育医療センター特殊診療部と、胎児治療に使用可能なレーザー照射機能を有する内視鏡の共同開発を進め、試作機を完成させたことについて発表しました。
 
 ○ 3月4日(土)13:30〜15:30、瑞浪市総合文化センター3階講堂(岐阜県瑞浪市土岐町7267‐4)において、「第7回 東濃エネルギーセミナー(演題:〜やさしく解説、良く分かる!〜暮らしの中の放射線)」を開催いたします。
 http://www.jaea.go.jp/04/tono/topics/topics0601_1/0601_1.html
 


各研究開発拠点等のトピックスについて

 ○ 拡大オープンセミナー&展示会を開催いたしました。(敦賀本部 敦賀2/28、福井3/2)
 
 ○ 「第1回JAEA放射光科学研究シンポジウム」を開催いたしました。(関西光科学研究所 3/2〜3/3)
 
 ○ 第15回もんじゅ技術報告会を開催いたします。(敦賀本部 3/7予定)
 


各研究開発拠点等のその他の状況について

 ○ 別紙のとおり
 




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