別紙
各研究開発拠点等のその他の状況について

1.本部
 ・ 東京地裁・損害賠償請求事件第8回口頭弁論(2/27)
 ・ 3月7日13:10に予定されていた禁止命令取消請求事件の判決言渡期日は、3月24日(金)14:00に延期されました。


2.東海研究開発センター
1)原子力科学研究所
 (1) 施設運転状況
・研究炉(JRR-4):臨界確認運転(3/3),高速炉臨界実験装置(FCA):反応率測定(3/1〜3/3)
・研究炉(JRR-3), 原子炉安全性研究炉(NSRR),軽水臨界実験装置(TCA),定常臨界実験装置(STACY),過渡臨界実験装置(TRACY):運転なし

2)核燃料サイクル工学研究所
 (1) 再処理施設
・使用済燃料の処理を実施中(2/8〜5月中旬予定 約20トン処理予定)
 〔使用済燃料の再処理 約8.8トン(累積せん断量)〕
 (2) プルトニウム燃料開発施設
・MOXペレットの物性測定等のMOX燃料に係る研究開発、MOX燃料製造技術の開発及び保管中の核燃料物質等の有効利用のための整理作業を実施中。


3.大洗研究開発センター
 (1) 材料試験炉(JMTR)及びホットラボ
・第162サイクル運転(2/23〜3/26予定)
 (2) 高速実験炉「常陽」及び照射後試験施設
・原子炉停止中(第14回施設定期検査中、H16/11/26〜H18/4/26予定)
・照射燃料試験施設において、「常陽」照射試験用のアメリシウム含有MOX燃料ペレットを作製中(H17/12/12〜H18/3/末予定)
 (3) 高温工学試験研究炉(HTTR)
・原子炉停止中(第3回施設定期検査中、H16/7/26〜H18/12/15予定)
 (4) その他
・平成17年度原子炉施設総合訓練(3/2)
・蒸気発生器水リーク試験装置(SWAT-3R)において、実用化に向けた蒸気発生器安全性評価コードの検証のため、新型蒸気発生器モデルを用いたナトリウム-水反応の実験を実施(3/7予定)


4.敦賀本部
1)高速増殖炉研究開発センター
 (1) 高速増殖原型炉「もんじゅ」
・原子炉停止中(平成7年12月から)
・ナトリウム漏えい対策等に係る改造工事実施中(※進捗率については、毎翌月に更新)
 (2月末現在工事進捗率※49% 平成19年1月完工予定)

2)原子炉廃止措置研究開発センター(*)
*「新型転換炉ふげん発電所」を廃止措置に係る法手続後に改組予定
 (1) 新型転換炉ふげん発電所
廃止措置準備作業中(平成15年3月で運転終了、今後廃止措置法制度に係る改正法に基づき廃止措置計画を具体化していく)


5.那珂核融合研究所
 (1) 臨界プラズマ試験装置(JT-60):実験運転中(2/21〜3/10予定)


6.高崎量子応用研究所
 (1) コバルト60ガンマ線照射施設、電子線照射施設:運転中
 (2) イオン照射研究施設(TIARA):運転中


7.関西光科学研究所
 ・ 大型放射光施設(SPring-8)を利用した研究を開始(第1サイクル3/2〜3/31予定)
 ・ 超高強度極短パルスレーザーの整備: レーザー装置の増幅部の最終段までの調整を完了。照射実験への準備を開始


8.幌延深地層研究センター
 (1) 地上研究施設の建設工事(※進捗率については、毎翌月に更新)
・研究管理棟(2月末現在工事進捗率※99% 平成18年5月竣工予定)
・試験棟(2月末現在工事進捗率※99% 平成18年5月竣工予定)
・PR施設(仮称)建屋(2月末現在工事進捗率※5.1% 平成19年5月竣工予定、冬季休工中)
 (2) 地下施設(研究坑道)の掘削工事
・除雪作業
・構内掘削土仮置場設置にかかる準備作業
・換気立坑上部工の鋼管杭工事準備(3/3〜)
 (3) その他
・新事務所(研究管理棟及び試験棟)における業務開始(2/27)


9.東濃地科学センター
 (1) 瑞浪超深地層研究所 研究坑道の掘削工事
・瑞浪超深地層研究所、研究坑道掘削作業(3/3現在停止中:主立坑172.6m、換気立坑191.0m(1,000m掘削予定))
 (2) 瑞浪超深地層研究所からの排水
・排水処理設備(増設後):放流を実施中
・坑内水位(3/3 12:00現在:主立坑、換気立坑共に地表より98.7m)
 (3) その他
・電流を用いた地下水の調査(流体流動電位法)を開始(2/25〜)
・瑞浪超深地層研究所用地内に堆積した微量のウランを含む掘削土の覆土作業を実施中


10.人形峠環境技術センター
 (1) 施設運転状況
ウラン濃縮原型プラント:滞留ウラン除去・回収試験設備は、D23カスケードの滞留ウラン除去により回収した混合ガスのガス移送分離を継続中。第6回施設定期検査(H17/11/14〜)の合格証を受領(2/24)。また、核燃料物質の貯蔵に係る保安院からの指示(1/13既報)を受け、天然六フッ化ウランを貯蔵している容器5本について設計及び工事の方法の認可の申請を行い、使用前検査を受検し3/1合格証が交付された。
濃縮工学施設:遠心機処理設備による同施設遠心機を用いた処理能力確認試験を実施中(1/11〜3/下旬予定)。


11.むつ事業所
 (1) 加速器質量分析装置(AMS)及び分析技術開発
・加速器質量分析装置にて海水中に存在する極微量ヨウ素I-129の測定を実施
以 上

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