平成18年 2月17日
独立行政法人日本原子力研究開発機構

  原子力機構週報
(2/11 〜 2/17)


原子力機構近況

  2月7日(火)、米国パシフィック・ノースウェスト国立研究所との間で締結いたしました「常陽」照射リグ部材の製作に係る契約を完了いたしました。なお、米国は、宇宙用原子炉開発計画を見直し、当該リグを用いた照射計画を中止しました。
 
  2月13日(月)、東海研究開発センター原子力科学研究所減容処理棟において、放射性廃棄物を模擬した非放射性の廃棄物をプラズマ溶融炉で溶融試験中、プラズマ溶融炉の出口蛇腹付近から火災が発生しました。作業員及び環境への影響はありません。
 
  2月15日(水)、福井市で行われた「第四世代原子力システムに関する国際フォーラム(GIF)」の政策グループ会合において、ナトリウム冷却高速炉システム(SFR)に係るシステム取決めが締結されました。
 
  2月16日(木)、高崎市役所 3階31会議室(群馬県高崎市高松町35番地1)において、「放射線利用フォーラム2006 in 高崎‐産学官連携による新産業創出を目指して‐」を高崎市と共催で開催いたしました。
 
  2月17日(金)、日本原子力研究開発機構と高エネルギー加速器研究機構は、平成20年度予定の施設の供用に先立って、「J-PARCセンターの設置等に関する協定」を締結するとともに、同協定に基づき「J-PARCセンター」を設置しました。
 
  2月23日(木)13:30〜15:30、テクノ交流館リコッティ(茨城県那珂郡東海村舟石川796-1)において、「東海研究開発センターの目指すもの」と題して、「第1回 東海フォーラム」を開催いたします。
 
  3月4日(土)13:30〜15:30、瑞浪市総合文化センター3階講堂(岐阜県瑞浪市土岐町7267‐4)において、「第7回 東濃エネルギーセミナー(演題:〜やさしく解説、良く分かる!〜暮らしの中の放射線)」を開催いたします。
 http://www.jaea.go.jp/04/tono/topics/topics0601_1/0601_1.html
 


各研究開発拠点等のトピックスについて

  第3回「福井県における高経年化調査研究会」を開催いたしました。(敦賀本部 2/14)
 
  大阪大学核物理研究センターと共催で、日韓中の三国を中心とした光核物理に関する「核物理ワークショップ(Hadron-nuclear physics probed by photon)」を開催しております。(関西光科学研究所 2/16〜18予定)
 
  日本原子力学会「大規模シミュレーション」研究専門委員会と共催で「第13回CCSEワークショップ」を開催いたします。
 http://www2.tokai.jaeri.go.jp/ccse/ja/conf/workshop.html
 (システム科学計算センター 2/24予定)
 
  「第1回JAEA放射光科学研究シンポジウム」を開催いたします。
 http://jaeri01.spring8.or.jp/02/sympo2006/
 (関西光科学研究所 3/2〜3/3予定)
 


各研究開発拠点等のその他の状況について

  別紙のとおり
 




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