平成24年11月2日
独立行政法人
日本原子力研究開発機構

平成23年東北地方太平洋沖地震に関する独立行政法人日本原子力研究開発機構東海研究開発センター原子力科学研究所JRR−3の健全性に関する評価結果の報告について

独立行政法人日本原子力研究開発機構は、平成23年10月5日付けの文部科学省からの指示※1に基づき、平成23年東北地方太平洋沖地震による東海研究開発センター原子力科学研究所JRR−3原子炉施設で観測された地震観測データの検証及び地震応答解析等を用いた施設の健全性に関する評価結果について、本日、原子力規制委員会へ別紙1のとおり報告しました。

JRR−3原子炉施設で観測された地震観測データについては正しく観測され、耐震性評価で行われる地盤応答解析及び建家応答解析に活用できることがわかりました。また、この地震波を用いた応答解析により、建物・構築物及び設備機器はおおむね弾性範囲内にあること、必要な補修を施すことにより所定の性能を有することを確認し、施設の健全性が確保されていると評価しました。

なお、大洗研究開発センター(北地区)の材料試験炉(JMTR)と高温工学試験研究炉(HTTR)についても、文部科学省からの指示に基づき、健全性に関する評価を実施し、健全性が確保されていることを確認した結果を平成24年9月7日付けで同省へ別紙2及び別紙3のとおり報告しております。

※1:平成23年10月5日付「平成23年東北地方太平洋沖地震に関する独立行政法人日本原子力研究開発機構東海研究開発センター原子力科学研究所JRR−3における地震観測データに係る報告を踏まえた対応について」(23科原安第34号)

別紙1 JRR−3原子炉施設の健全性確認に関する報告書 [PDF、7.7Mバイト]

別紙2 JMTR原子炉施設の健全性確認に関する報告書 [PDF、22.1Mバイト]

別紙3 HTTR原子炉施設の健全性確認に関する報告書 [PDF、15.9Mバイト]

以上


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