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入澤 恵理子

入澤 恵理子

入澤 恵理子

専門研究機関だからこそできる社会的意義の高い研究。
女性研究者が仕事を続けられる環境も魅力。

原子力基礎工学研究センター
燃料・材料工学ユニット
防食材料技術開発グループ

平成24年度採用
理工学研究科
原子核工学専攻

平成26年度取材

現在のお仕事について教えてください。

当グループでは原子力分野の金属腐食全般を対象とした研究を行っています。
グループは9名の研究者で構成されており、それぞれ異なるテーマを持っています。
その中で私が取り組んでいるのは、使用済燃料再処理施設において硝酸溶液を用いるステンレス鋼製機器内部の腐食に関する研究です。
硝酸は溶媒として一般的な強酸性の液体ですが、その化学挙動は非常に複雑で、しかも再処理溶液のように格段に濃い硝酸溶液を取り扱う環境は大変特殊です。
金属腐食研究は歴史の長い分野ですが、これほど過酷かつ複雑な環境で金属腐食研究の実績を蓄積している機関は希少で、社会的意義の大きい、重要な研究を行っていることを自負しています。
その他、近年、注目されている群分離・核変換技術の分野においては、核変換炉で使用される高温の液体鉛合金による金属材料腐食やその防食技術に関する研究にも着手しました。

機構の役割とここで働くことの魅力について教えてください。

入澤 恵理子

国内唯一の原子力専門研究機関として、原子力分野のあらゆる課題に、研究開発を通して社会貢献することが当機構の役割です。
放射性物質の取り扱いが可能な機関として、福島原発事故からの復興支援や安全基盤のさらなる確立など、当機構が担うべき役割はたくさんあります。
現在、私は規制の策定にも関わっていますが、それも中立的な立場から広範に研究を行っている当機構でなければできない仕事のひとつです。
原発事故以降、原子力分野に対しては厳しい目が向けられ、民間では従来通りの研究開発の継続が難しくなりつつあります。
それでも、モノがある以上、研究の芽を絶やすことはできません。
後世に知識と経験を伝えることも私たちの使命です。
今日の社会、さらには未来の世代に役に立つ実感を持って、日々の研究に取り組むことができるのは、当機構で働く大きな魅力だと思います。

志望動機を教えてください。

入澤 恵理子

まずは「金属腐食研究を続けたい」の一心でした。
金属は腐食するのが自然の摂理ですが、それに立ち向かう面白さは格別です。
また、モノを作るうえで決定力を持つのは材料なので、金属腐食の研究は一見地味でも、実はあらゆる製造業を支えているというスケール感があります。
他の研究機関も検討したのですが、現在所属しているグループはその中でも、多様な環境における金属腐食の研究を盛んに行っていたため、是非ともその一員になりたいと思いました。

自分の未来、目標は?

入澤 恵理子

研究者になりたいという夢は叶ったので、今後の目標は研究を続けることです。
研究者になったのは、実験から得られた結果を考察し、論文にしていくプロセスが楽しかったからなので、これからも良い論文を書き続けたいと思っています。
ただ、今はまだ手のかかる年齢の子どもが2人いるので、研究と子育ての両立がいかに大変かを痛感しています。
学会も含めて国内外の出張が多いので、そういう時はさまざまなやりくりに追われます。
大変ではありますが、職場の方々の理解があるので、大変助かっています。

OFFの過ごし方は?

平日はいつもあわただしく過ごしているので、休日はほとんど家族と過ごしています。
まずは、やり残した家事をこなし、それから買い物に出かけたり、どこか子供が遊べるような場所へ行ったりしています。
茨城は自然が豊かなので、子育てをするには良い環境です。
また、料理も好きなので、お菓子づくりをしたり、あまり長い時間は取れませんが、海外ドラマを見たり買い物に行くなどして自分のために使う自由な時間を過ごしています。

学生へのメッセージをお願いします。

入澤 恵理子

学生時代の部活動、研究面でのさまざまな経験や人との出会いが、今の私の糧となっています。
ですから皆さんも、学生の時にしかできないことを、今のうちに存分にしておきましょう。
特に研究職を志望される方にとっては、学生時代に得た経験、人脈、知識は一生ものです。
また、学生時代は自分の興味を追求していればよく、それはそれで楽しんでいただきたいと思いますが、社会に出たら、自分が掲げていたテーマとは異なる研究に従事することが求められるかもしれません。
そうなっても、オープンな気持ちで挑戦する姿勢が大切です。
学生時代には知り得なかったこともたくさんありますから、自ら可能性を狭めないようにしてください。
なお、そのためにも共通する基本は大切です。修士・博士課程はその「いろは」を身につけるための大事な時期だと思います。

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