国立研究開発法人日本原子力研究開発機構は、文部科学省の科学技術人材育成費補助事業「卓越研究員事業」による卓越研究員を公募いたします。本公募は令和3年度文部科学省卓越研究員事業に申請している者のみを対象とします。このポストは当事者間交渉に当たって事前連絡が必要です。原子力機構指定の提出書類を応募受付期限(令和3年6月10日(木) 17:00)までに提出してください。
公募職種及び人数 | 【卓越研究員】任期付研究員 1名(予定) |
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受入組織 | 廃炉環境国際共同研究センター 炉内状況把握ディビジョン 試験技術開発グループ |
想定する人材・分野 | 沸騰水型軽水炉のような原子力発電プラントの過酷事故時では、炉心燃料や制御棒材などの物質間の反応により溶融し、それら溶融物がさらにプラントの構造物と反応し、低温部で炉内あるいは炉外で燃料デブリが固化する。また、核分裂生成物が放出され、低温度で凝集・沈着する。これらの挙動は、気体-液体-固体間の反応が、酸化/還元雰囲気で最高2000℃を超える温度で進行していく。したがって、複合的な環境下での複雑な燃料デブリ形成メカニズムを探究することが重要である。そのためには、放射化学や表面・化学分析の専門性を有するとともに、原子力発電所の事故進展挙動に精通した人材が必要となる。 |
勤務地(採用時予定) | 茨城県那珂郡東海村大字白方2番地4 |
応募資格 |
令和3年度文部科学省卓越研究員事業に申請している者。 (本ポストは卓越研究員を受け入れる予定のポストです。) このポストは当事者間交渉に当たって事前連絡が必要です。 |
勤務条件 |
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契約期間 |
①(採用試験合格者が令和3年度卓越研究員に決定される場合) ②(採用試験合格者が令和3年度卓越研究員に決定されない場合)
契約期間は1年間。 ただし、1年毎の所要の評価により契約更新が可能。原則として契約更新4回まで。 ※採用後、顕著な業績を挙げた方については、所要の審査を経た後に、定年制職員へ任用する制度があります。
また、①・②いずれの場合も、下記解雇事由に該当する場合解雇することがあります。
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応募受付期限 | 令和3年6月10日(木) 17:00(日本時間)まで |
提出書類 |
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書類提出方法及び提出先 |
下記(1)もしくは(2)いずれかの方法にてご提出ください。
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当機構における選考方法(当事者間交渉) |
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選考会場 | Web会議ツールを用いたWeb審査とします。 |
選考予定日 | 令和3年6月から7月
※現在の予定であり、変更する場合があります。 |
採用予定日 | 令和3年10月1日以降(卓越研究員決定後すみやかに) |
問い合わせ先 |
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 人事部人事課(担当:永野) E-mail:jinji-saiyo[at] jaea.go.jp ([at]を@に置き換えてください。) |
留意事項 |
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個人情報の取扱い | 提出いただいた個人情報は採用選考のために利用します。採用が決定した方の個人情報については、引き続き採用後の雇用管理のために利用します。その他の方の個人情報は提出していただいてから1年を経過した時点で破棄します。 |