国立研究開発法人日本原子力研究開発機構|採用情報

平成31年度博士研究員募集テーマ一覧【地球・環境】

No. 募集テーマ 所属名 受入拠点 担当者連絡先 研究概要 放射線
従事者区分
専門分野 備考
J1原子力流体シミュレーションにおける流体計算技術の研究システム計算科学センター
高度計算機技術開発室
千葉県柏市井戸村泰宏
電話:070-1470-5237
E-mail:
idomura.yasuhiro@jaea.go.jp
過酷事故解析、放射性物質の環境動態解析、加速器駆動型システムの熱流動解析等を目的として、エクサスケール流体シミュレーションの開発を推進している。本テーマではエクサスケール複雑流体解析を実現する上で必要なシミュレーション技術の開発に取り組む。具体的には、①既存流体コードのアクセラレータ向け最適化、②エクサスケール流体計算アルゴリズムの開発、③大規模疎行列ソルバの高度化、④開発コードを用いた複雑流体現象の計算科学研究、に係る研究テーマから、応募者が1つ或いは複数のテーマを選択し、研究開発を実施する。非従事者計算機・情報
物 理
数 学
地球・環境
機 械
核不拡散・核セキュリティ
建築・土木
 
J4原子炉事故時の燃料挙動に関する解析的及び実験的研究安全研究・防災支援部門
安全研究センター

燃料安全研究グループ
茨城県東海村
(原科研)
天谷 政樹
電話:029-282-5028
E-mail:
amaya.masaki@jaea.go.jp
原子力機構では、原子炉で照射される核燃料の内部で生じる諸現象の解明及び安全評価での活用を目的として、燃料挙動解析コードFEMAXI及びその事故条件解析版であるRANNSの改良を進めている。本テーマでは、軽水炉燃料を対象とした種々の実験及び計算コード等を用いた解析を通じ、反応度事故、冷却材喪失事故等の条件下における燃料挙動に関するモデルの構築及び高度化を行う。具体的には、下記のいずれか、またはこれらに関連する研究(モデル開発及び検証を目的とした実験を含む)を実施する。
・冷却材喪失事故時の被覆管変形、燃料ペレット軸方向移動及び堆積等が燃料温度に及ぼす影響に関し、モデルの構築及び計算コード等を用いた評価
・事故時の燃料被覆管破損時のペレット放出挙動に関し、燃料挙動解析コード、溶融炉心-冷却材相互作用解析コード、等を用いた解析及びモデル改良
非従事者機 械
材 料
ロボット
地球・環境
・具体的な研究内容は着任後の協議により選定する。
・応募者はプログラミング全般に関する十分な経験を有すること、また材料試験及び材料力学を用いた試験結果の解析に関する知識及び経験を有することが望ましい。
J7原子力事故後の住民の被ばく線量評価及び管理に関する研究安全研究・防災支援部門
安全研究センター

放射線安全・防災研究グループ
茨城県東海村
(原科研)
高原 省五
電話:029-282-6139
E-mail:
takahara.shogo@jaea.go.jp
原子力災害に伴う公衆への影響に関して、影響評価モデルの開発やそれら影響に関する管理の最適化研究を実施する。具体的には、下記のいずれか、又は関連するテーマについて研究する:
①住民の被ばく線量や健康影響から社会・経済的影響までを含む事故影響評価に係る評価モデルの開発;
②上記の評価モデルを実装した計算コードの開発、あるいはレベル3PRAコードOSCAARの高度化;
③レベル3PRAコードOSCAAR等を用いた原子力災害時の防護戦略の最適化研究。
従事者物 理
化 学
数 学
地球・環境
放射線
その他
具体的な研究内容は着任後の協議により選定する。
J9自然現象による放射性廃棄物処分サイトにおける特性変化評価に関する研究安全研究・防災支援部門
安全研究センター

環境影響評価研究グループ
茨城県東海村
(原科研)
武田 聖司
電話:029-282-6170
E-mail:
takeda.seiji@jaea.go.jp
放射性廃棄物処分の安全評価では、火山活動、地震・断層活動、隆起・侵食などの自然事象の発生が処分サイトにおける地形・地質構造、水理などの特性に与える影響を評価する必要がある。本研究では、我が国おける自然事象に対する観測データ・既往知見等をベースに、事象発生の可能性や事象発生による処分サイトの地形・地質構造、熱、水理や地球化学などの物理・化学的な特性変化の評価のための手法を整備する。非従事者物 理
化 学
地球・環境
計算機・情報
建築・土木
計測・分析
具体的な研究内容は着任後の協議により選定する。
J14放射性廃棄物の保管・処分の安全評価に関する実験研究安全研究・防災支援部門
安全研究センター

廃棄物安全研究グループ
茨城県東海村
(原科研)
前田 敏克
電話:029-282-6001
E-mail:
maeda.toshikatsu@jaea.go.jp
放射性廃棄物や原発事故で発生する汚染物の保管・処分の安全評価においては、保管・処分システムが有するバリア機能の長期的な変化を定量的に評価することが必要である。本研究では、ガラス、金属、粘土鉱物、セメント系材料、岩石等のバリア材料について、隣接バリア材料や地下水組成、pHなどの因子をパラメータとして、腐食、溶解、変質など長期的な劣化挙動を探究し、バリア機能の変遷を評価するためのモデルやパラメータ体系を構築するための科学的基盤情報を蓄積する。また、放射性廃棄物や汚染物の分析手法の研究を行う。従事者化 学
地球・環境
材 料
 
J22難分離性物質の高選択的抽出分離システムの開発原子力科学研究部門
先端基礎研究センター

界面反応場化学研究グループ
茨城県東海村
(原科研)
長縄 弘親
電話:029-282-6615
E-mail:
naganawa.hirochika@jaea.go.jp
本研究では、環境試料や放射性廃液に含まれる難分離性の放射性核種や有価金属の新規な高選択的抽出分離技術の開発を行う。具体的には、アクチノイド、ランタノイド、貴金属、オキソアニオンなどを対象として、高い抽出能と選択性を有する新規抽出剤や無機吸着剤を開発し、高度な金属分離システム、アニオン認識システムを構築する。様々な分光学的手法を利用して抽出錯体の構造解析を行い、分子モデリングなどのシミュレーション技術も活用する。また、構築したシステムをエマルションフロー抽出法に適用し、基礎から応用までの幅広い研究を行う。分離化学、有機合成、錯体化学、地球化学等の経験があることが望ましいが、熱意のある研究者であればこれまでの経験や専門は問わない。従事者化 学
応用化学
化学工学
計測・分析
生物
材 料
地球・環境
 
J25放射性核種の新規化学分析法の開発原子力科学研究部門
原子力基礎工学研究センター

分析化学研究グループ
茨城県東海村
(原科研)
北辻 章浩
電話:029-282-5517
E-mail:
kitatsuji.yoshihiro@jaea.go.jp
当グループでは研究施設等廃棄物や1F廃炉に係る多様な性状の廃棄物に含まれる放射性核種を迅速に定量する分析法の開発を行っている。放射性核種の分析では、測定の妨害となる元素を前処理で分離する方法(化学分析)が、特に重要な開発項目である。本研究テーマでは、アクチノイドや核分裂生成物などの放射性核種の吸着、抽出、凝集等のイオン分離現象のメカニズムの解明を通じ、実用的な分離分析法を新規に開発することを目的とする。従事者化 学
計測・分析
地球・環境
 
J28炭素同位体分析を利用した森林生態系における炭素循環と環境変化との相互作用に関する研究原子力科学研究部門
原子力基礎工学研究センター

環境動態研究グループ
茨城県東海村
(原科研)
小嵐 淳
電話:029-282-5903
E-mail:
koarashi.jun@jaea.go.jp
近年急速に進行する温暖化をはじめとした地球環境の変化は、全球規模での炭素循環に影響を及ぼし、さらなる地球環境の変化を引き起こす可能性が危惧されている。陸域生態系における炭素(有機物、CO2)の移行・貯留プロセスやそれらの環境変化に対する応答を解明することが、将来の地球環境を正しく予測するための鍵である。本研究では、加速器質量分析装置(AMS)等を用いた同位体分析により、陸域生態系(特に森林生態系)の中に存在する炭素の放射性及び安定同位体をトレーサーとして利用することで、炭素の循環プロセスとその時間スケールを明らかにする。生態系特性が異なるサイトでの調査や、環境条件を制御した室内実験等を駆使して、炭素の移行・貯留に支配的に影響を及ぼす生態系特性の把握や、炭素循環と各種環境変化との相互作用の定量的理解を目指す。非従事者地球・環境
生物
化 学
計測・分析
 
J30局地大気拡散モデル高度化に向けた陸面乱流過程に関する研究開発原子力科学研究部門
原子力基礎工学研究センター

環境動態研究グループ
茨城県東海村
(原科研)
中山 浩成
電話:029-282-5170
E-mail:
nakayama.hiromasa@jaea.go.jp
原子力施設から平常時及び事故時に大気中に放出される放射性核種の拡散挙動を局地スケールで評価する場合、地形の起伏、森林等土地利用の差異、及び建物による陸面乱流過程への影響を考慮することが重要である。本研究では、局地大気拡散モデルの予測精度向上を目的として、非定常現象の解析に優れたラージエディシミュレーション(LES)モデルを用いて、陸面乱流過程を解明するとともに、局地大気拡散モデルの地表面乱流効果のパラメタリゼーションの改良を行う。非従事者地球・環境
建築・土木
 
J39自然現象を対象とした放射年代測定法の高度化に関する研究開発核燃料・バックエンド研究開発部門
東濃地科学センター

年代測定技術開発グループ
岐阜県土岐市島田 顕臣
電話:0572-53-0211
E-mail:
shimada.akiomi@jaea.go.jp
地層処分技術に関する研究開発の中でも地質環境の長期安定性に関する研究で必要となる自然現象を対象とした地質試料の放射年代測定法の開発を行う。地質環境の長期安定性に関する研究では、過去の断層運動や火成活動の時期、隆起・侵食などの傾向速度を精度良く把握する必要があり、本研究開発では、これらの自然現象に関係する地質試料に対し、加速器質量分析装置や希ガス質量分析装置など、質量分析装置を用いた各種放射年代測定法の高度化開発を行う。従事者地球・環境
化 学
計測・分析
放射線
 
J40環境中ウランの移行挙動に関する研究核燃料・バックエンド研究開発部門
人形峠環境技術センター

環境研究課
岡山県鏡野町中桐 俊男
電話:0868-44-2211(内線 2200)
E-mail:
nakagiri.toshio@jaea.go.jp
ウランおよび娘核種等の浅地中移行に関する以下の研究のいずれかを実施する。
1. ウランおよび娘核種の浅地中地下水への溶解及び固体(鉱物・微生物・環境有機物等)との反応機構(吸着・鉱物化・錯形成・生物応答等)を解明する実験及びフィールド研究
2. 上記核種の地下水中移行解析の高度化
3. 上記1.2に関する計算科学アプローチ
非従事者物 理
化 学
地球・環境
生物
計測・分析
応用化学
計算機・情報
 
F3環境試料中放射性核種の簡便・迅速分析法の開発と環境中移行・濃縮過程解明への適用福島研究開発部門
福島環境安全センター

放射線計測技術グループ
福島県三春町飯島 和毅
電話:0247-61-2911
E-mail: iijima.kazuki@jaea.go.jp
環境試料中の放射性核種の簡便かつ迅速な分析手法を開発するとともに、環境試料中の濃度測定に適用し、環境中における放射性核種の移行過程および生態系内への蓄積過程の解明を進める。放射性核種としては、セシウム、ストロンチウム、非交換型有機結合トリチウム、その他のFP・アクチニド核種を対象とし、福島県環境創造センターに設置されているTOF-SIMS, TEM, EPMA, FIB, XPS等の固体分析手法、ICP-MS等の液相分析手法、各種α・β・γ放射能測定手法等を活用した手法を検討する。非従事者地球・環境
化 学
計測・分析
 
F4森林等における元素循環機構の解明原子力科学研究部門
先端基礎研究センター

界面反応場化学研究グループ
茨城県東海村
(原科研)
香西 直文
電話:282-6031
E-mail:
kozai.naofumi@jaea.go.jp
福島の森林地帯は今後も除染が行われない。森林における放射性セシウムの動植物への長期的影響評価のため、森林におけるセシウム循環機構の解明が重要である。森林におけるセシウム循環は、土壌の腐植・鉱物・菌糸やバクテリア等の微生物、植物が関係する非常に複雑な系で行われる。そこで本研究では、腐植相を含む土壌中の放射性セシウムの可給態化における微生物の作用、きのこや植物の枯死後に土壌に戻る放射性セシウムの形態と土壌への再固定、セシウムとカリウムの環境挙動の差異等の観点から放射性セシウム循環機構を解明する。従事者地球・環境
生物
 
F5ポスト汚染水処理のための技術開発に関する基礎研究原子力科学研究部門
先端基礎研究センター

界面反応場化学研究グループ
茨城県東海村
(原科研)
香西 直文
電話:282-6031
E-mail:
kozai.naofumi@jaea.go.jp
福島第一原子力発電所の汚染水処理では、処理で発生している吸着材等の廃棄物に関する処理処分方策は検討されていない。テクネチウム(Tc)やヨウ素(I)等の長寿命陰イオン形放射性核種はセシウムやストロンチウム等の陽イオン形核種と化学的挙動が異なる。つまり、無機的に安定化し固化体中に閉じ込めることが現状では困難であるので、陽イオン形放射性核種とは分けて処理処分することが必要であり、その実現が廃炉作業の加速化に重要である。そこで本研究では、Tc、Iを主な対象核種とし、それらを無機的に回収するとともに固化体に安定に閉じ込める方法を検討する。従事者地球・環境
材 料
 

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