国立研究開発法人日本原子力研究開発機構|採用情報

平成30年度博士研究員募集テーマ一覧【材料】

No. 募集テーマ 所属名 受入拠点 担当者連絡先 研究概要 放射線
従事者区分
専門分野 備考
J3原子炉事故時の燃料挙動に関する実験的及び解析的研究安全研究・防災支援部門
安全研究センター

燃料安全研究グループ
茨城県東海村
(原科研)
天谷 政樹
電話: 029-282-5028
E-mail:amaya.masaki@jaea.go.jp
軽水炉燃料を対象とした実験及び計算コード等を用いた解析を行うことにより、反応度事故や冷却材喪失事故等の条件下における燃料挙動に関するモデルの構築及び高度化を行う。具体的には、下記のいずれか、またはこれらに関連する研究を実施する。
・冷却材喪失事故時の被覆管変形及び燃料ペレット軸方向移動が燃料温度に及ぼす影響に関し、モデルの構築及び計算コード等を用いた評価
・事故時の燃料被覆管破損時のペレット放出挙動に関し、燃料挙動解析コード、溶融炉心-冷却材相互作用解析コード、等を用いた解析及びモデル改良
非従事者機械
材料
電気・電子
計測・分析
計算機・情報
物理
化学
 
J4原子炉機器の材料劣化評価に関する研究安全研究・防災支援部門
安全研究センター

材料・水化学研究グループ
茨城県東海村
(原科研)
塙 悟史
電話: 029-282-5044
E-mail:hanawa.satoshi@jaea.go.jp
原子炉圧力容器等の原子炉機器を対象とした長期供用時の健全性については、常に最新の科学的知見を踏まえて継続的に確認する必要がある。本研究では、安全上重要な機器である原子炉圧力容器等について、微細組織分析、破壊靭性試験等を実施し、中性子照射や高温高圧水など原子炉特有の環境が材料劣化を及ぼす影響を調べるとともに、破壊力学手法による構造健全性評価手法の高度化を図る。従事者機械
材料
計測・分析
計算機・情報
 
J8放射性廃棄物の保管・処分の安全評価に関する実験研究安全研究・防災支援部門
安全研究センター

廃棄物安全研究グループ
茨城県東海村
(原科研)
山口 徹治
電話: 029-282-6001
E-mail:yamaguchi.tetsuji@jaea.go.jp
放射性廃棄物の保管・処分の安全評価においては、保管・処分システムが有するバリア機能の長期的な変化を定量的に評価することが必要である。本研究では、ガラス、金属、粘土鉱物、コンクリート、岩石、ポリエチレン等のバリア材料について、隣接バリア材料、地下水組成、地質、微生物、放射線などの因子をパラメータとして、腐食、溶解、変質、酸化還元、コロイド形成など長期的な劣化挙動を探究し、バリア機能の変遷を評価するためのモデルやパラメータ体系を構築するための科学的基盤情報を蓄積する。また、放射性廃棄物自身の化学組成の分析手法の研究を行う。従事者化学
地球・環境
材料
 
J11原子力建屋や機器・配管の構造健全性評価法の高度化に関する研究安全研究・防災支援部門
安全研究センター

構造健全性評価研究グループ
茨城県東海村
(原科研)
李 銀生
電話: 029-282-6457
E-mail:li.yinsheng@jaea.go.jp
国内軽水炉の運転期間の長期化や従来の基準地震動を超える地震が発生したことを踏まえ、原子力施設建屋や機器・配管等を対象とした健全性評価法の高度化を進める。具体的には、下記のいずれか、またはこれに関連する研究を実施する。
・安全上重要な原子炉圧力容器や原子力配管等を対象に、数値解析や材料試験・破壊試験等を通じて、亀裂の進展や破壊を含めた欠陥評価手法、材料の高温特性や非線形特性を考慮した破壊評価手法の高度化に係る研究開発を実施する。
・原子力施設建屋や機器・配管等を対象に、耐震評価に関しては、評価対象モデルの3次元化や非線形特性の考慮等の評価手法の高度化に関する研究開発、または飛来物の衝突に対する影響評価手法の高度化等に係る研究開発を実施する。
非従事者建築・土木
機械
材料
応用物理
物理
計測・分析
計算機・情報
 
J16重元素材料の電子物性研究原子力科学研究部門
先端基礎研究センター

重元素材料物性研究グループ
茨城県東海村
(原科研)
神戸 振作
電話: 029-284-3525
E-mail:kambe.shinsaku@jaea.go.jp
先端物性測定法を用いてf電子系の化合物の電子物性実験および理論研究を行う。特に低温での新奇な磁性と超伝導や薄膜物性の研究を行う。実験研究は、主に原科研の施設およびJ-PARCのMLF施設で行う。従事者物理
応用物理
材料
化学
 
J19先端ビーム技術に基づくナノスケールの構造および物性研究 原子力科学研究部門
先端基礎研究センター

ナノスケール構造機能材料科学研究グループ
茨城県東海村
(原科研)
社本 真一
電話: 029-284-3521
E-mail:shamoto.shinichi@jaea.go.jp
単層膜からバルクまでの物質について、J-PARCなど加速器で得られる先端ビーム(中性子、陽電子およびミュオン)を駆使して、構造および物性の研究に取り組む。これまでの経験は問わないが、先端ビームによる研究に高い意欲を有する研究者を募る。従事者物理
化学
材料
応用物理
応用化学
計測・分析
 
J20ナノ構造制御による原子力先端材料の研究開発原子力科学研究部門
先端基礎研究センター

ナノスケール構造機能材料科学研究グループ
茨城県東海村
(原科研)
保田 諭
029-284-3504
E-mail:yasuda.satoshi@jaea.go.jp
多機能材料のナノ構造創製・新規物性の解明を行う。研究にあたっては、最先端のナノ構造制御研究を可能とする薄膜作製装置(MBE)、表面解析装置(STM)および電気化学分析装置などを駆使する。分離変換に不可欠な、液体金属中酸素センサの表面形態(化学結合状態、表面構造状態)の解明などに資する。従事者材料
電気・電子
応用化学
応用物理
 
J24原子炉格納容器における放射性物質挙動の研究原子力科学研究部門
原子力基礎工学研究センター

性能高度化技術開発グループ
茨城県東海村
(原科研)
逢坂 正彦
電話: 029-282-5922
E-mail:ohsaka.masahiko@jaea.go.jp
軽水炉シビアアクシデント時における原子炉格納容器での放射性物質の挙動把握は、環境へ放出される放射性物質の種類/量等の推定に不可欠である。本研究では、格納容器を模擬した体系において、主にエアロゾルの形状で存在する放射性物質の挙動を可視化し、壁等に沈着した放射性物質の性状を分析する実験を行う。さらに、熱流動及び化学挙動の解析コードを用いて放射性物質挙動の可視化結果や沈着物の性状分析結果を解析し、必要に応じ放射性物質の形成や沈着物の再蒸発/浮遊に係る要素実験・解析も行うなどして、様々な条件下(流体、水分、壁の表面状態等)における放射性物質の格納容器内での挙動を明らかにする。本研究はグループの研究員と連携して行う。従事者化学
物理
材料
化学工学
計測・分析
 
J26原子力構造材料の計算科学研究原子力科学研究部門
原子力基礎工学研究センター

照射材料工学研究グループ
茨城県東海村
(原科研)
都留 智仁
電話: 029-282-5198
E-mail:tsuru.tomohito@jaea.go.jp
原子力構造材料における放射線照射による材料欠陥の発展や変形挙動に対して、計算科学的アプローチにより微視的な欠陥挙動の解析からマクロな変形や破壊機構のメカニズムについて探求する。応募者には、第一原理計算や分子動力学法などの原子シミュレーションによる、材料の力学特性および熱力学特性に関する計算の経験を有し、方法論や対象を問わず新しい問題に積極的に取り組むことを期待する。非従事者機械
材料
 
J28放射光X線分光によるアクチノイド関連物質の電子構造研究原子力科学研究部門
物質科学研究センター

電子構造物性研究グループ
兵庫県佐用町山上 浩志
電話: 0791-58-2607
E-mail:yamagami@cc.kyoto-su.ac.jp
ウラン化合物を初めとするアクチノイド化合物並びにその関連物質の物性の発現機構を明らかにすることを目的として、大型放射光施設SPring-8において放射光X線分光(軟X線角度分解光電子分光、軟X線磁気円二色性分光、硬X線光電子分光)実験による電子構造の研究を行う。さらにここでの電子状態解析技術を応用して福島環境回復研究や廃炉研究に電子状態・化学状態の分析の面から貢献する。上記の目的を推進するために、放射光ビームラインを利用したX線分光技術や実験環境の開発・高度化にも従事する。従事者物理
応用物理
材料
計測・分析
 
J30飛行時間型中性子回折を利用した金属材料研究原子力科学研究部門
J-PARCセンター

物質・生命科学ディビジョン
中性子利用セクション
茨城県東海村
(J-PARC)
ハルヨ ステファヌス
電話: 029-284-3266
E-mail:stefanus.harjo@j-parc.jp
J‐PARCセンターの物質・生命科学実験施設では、種々の工学材料の研究を行うことを目標とし、高分解能・高強度飛行時間型中性子回折装置(匠)が建設され運用中である。本テーマでは、匠を主として用いて、先端鉄鋼材料や先端軽金属材料の組織と力学特性及び機能特性との関係、加工熱処理中の組織変化と力学特性の関係を明らかにすることを目的とし、デジタル画像相関法と赤外線サーモグラフィの同時測定のその場中性子回折測定法を開発し、それを変形(室温・低温・高温)及び高温加工中に応用する。また、関連する研究項目についての研究支援も行う。従事者材料
機械
応用物理
物理
計測・分析
 
J34中性子偏極用He-3フィルターの高度化及び利用研究原子力科学研究部門
J-PARCセンター

物質・生命科学ディビジョン
共通技術開発セクション
茨城県東海村
(J-PARC)
奥 隆之
電話: 029-284-3196
E-mail: oku.takayuki@jaea.go.jp
J-PARC物質・生命科学実験施設における偏極中性子の生成・有効利用を目的として、スピン交換光ポンピング法に基づくHe-3ガス型中性子偏極フィルターの高性能化および多様化を図る。さらに、同偏極フィルター用の試料環境機器の開発を行い、パルス偏極中性子の利用研究を推進する。従事者物理
放射線
材料
応用物理
計測・分析
 
J35J-PARCを利用した加速器駆動核変換システムの核特性評価手法の高度化に関する研究原子力科学研究部門
J-PARCセンター

核変換ディビジョン 施設利用開発セクション
茨城県東海村
(J-PARC)
明午 伸一郎
電話: 029-284-3207
E-mail: meigo.shinichiro@jaea.go.jp
加速器を用いた長寿命放射性廃棄物の減容化・有害度低減のための研究開発を行うため、J-PARC核変換実験施設の一部として、400MeV-250kWの陽子ビームを鉛ビスマスターゲットに入射して陽子及び核反応で発生する高エネルギー中性子により材料照射を行う「ADSターゲット試験施設」の建設を計画している。本テーマでは、J-PARCの既存の陽子加速器を用いて、陽子・ヘリウム生成及びDPA断面積等の様々な核特性にかかる基礎データの測定を行い、核子・中間子輸送計算コード(PHITS)の比較検討により核反応モデルの高度化を行い、当該実験施設と実機加速器駆動核変換システム(ADS)の核特性の最適化に資する。
Project JAEA 「放射性廃棄物も分別で効率化」
分離変換技術の研究開発
従事者物理
放射線
材料
 
J37「ふげん」の実機材を活用した原子力施設の経年劣化及び保全技術に関する研究バックエンド研究開発部門
原子炉廃止措置研究開発センター

技術開発部 技術調査課
福井県敦賀市片野 好章
電話: 0770-26-1221
E-mail: katano.yoshiaki@jaea.go.jp
 原子力発電所の運転期間は、国の法律により約40年と定められ、国の審査を合格した原子力発電所については更に20年の延長が認められている。約25年の運転を終え廃止措置中のふげんの実機材を活用し、原子力施設のより長期の健全性の確保に資する経年劣化と保全技術に係る研究を実施する。具体的には原子力施設の運転中の耐食性、耐熱性、耐放射線性などに係る劣化事象について、ふげんのホットラボに導入した三次元アトムプローブ(3DAP、日本に数台のみ導入)、電子線後方散乱回折(EBSD) 、集束イオンビーム加工観察装置 (FIB) 、陽電子消滅測定装置などの最先端の分析機器と機械試験装置を用いた実機材の評価と、Phase Field法による微細組織の解析やABAQUS等による微視的な応力場の解析などのシミュレーション技術を駆使した機構論的な研究を推進する。本研究により経年劣化機構の解明と保全技術の改善を図り、原子力施設のより長期の健全性の向上に貢献する。従事者材料
計測・分析
物理
化学工学
計算機・情報
 
F1放射線環境での原子力材料の中長期健全評価に関する研究福島研究開発部門
福島研究開発拠点
廃炉国際共同研究センター

廃棄物処理処分ディビジョン
保管機器健全性評価グループ
茨城県東海村
(原科研)
本岡 隆文
電話: 029-282-5950
E-mail: motoka.takafumi@jaea.go.jp
放射線環境での原子力材料の中長期健全評価研究を行う。具体的には、高放射線といった福島第一原発廃炉での特殊環境を勘案した幅広い環境条件で、金属材料の浸漬試験・電気化学的試験等を行い腐食挙動に関する基礎テータを取得することで、廃炉において発生する可能性のある腐食現象の解明を行う。従事者機械
化学工学
応用化学
放射線
材料
 
F2原子力における水素安全高度化等のための放射線分解・劣化に関する研究福島研究開発部門
福島研究開発拠点
廃炉国際共同研究センター

廃棄物処理処分ディビジョン
保管器機健全性評価グループ
茨城県東海村
(原科研)
永石 隆二
電話: 029-282-5493
E-mail: nagaishi.ryuji@jaea.go.jp
原子力施設のシビアアクシデント時、また、その後の廃止措置や燃料デブリも含めた廃棄物処理・管理における水素安全管理等を高度に実現するため、水溶液系の放射線分解及び吸着材、触媒、デブリ等の材料劣化に関する実験的かつ解析的研究を進めて、放射線分解生成物や劣化材料の挙動解析システムの構築、並びに放射線効果に対する防災・減災技術の開発に資する。
廃止措置に向けた取り組み
従事者放射線
化学
材料
その他
 
F3固体廃棄物からの放射性物質の除去回収技術及び減容固定化技術に関する研究福島研究開発部門
福島研究開発拠点
廃炉国際共同研究センター

廃棄物処理処分ディビジョン
廃棄物処理技術開発グループ
茨城県東海村
(核サ研)
駒 義和
電話: 029-282-1133 (内線60661)
E-mail: koma.yoshikazu@jaea.go.jp
福島第一原発の廃炉進展により発生する大量の固体廃棄物(土壌、伐採木、使用済吸着材、スラッジ、瓦礫)は、作業員の被ばくの原因となり、円滑な廃炉作業の妨げになるため、廃棄物の減容と安全な保管管理が必要である。本研究では、亜臨界水洗浄による固体廃棄物からの放射性物質の除去回収技術及び回収した放射性物質を機能性ガラスなどの無機固体を用いた減容固定化技術を開発する。非従事者地球・環境
応用化学
材料
 
F4燃料デブリの経年変化に関する研究開発福島研究開発部門
福島研究開発拠点
廃炉国際共同研究センター

燃料デブリ取扱・分析ディビジョン燃料デブリ挙動把握グループ
茨城県東海村
(核サ研)
鷲谷 忠博
電話: 029-282-1133(内線66003)
E-mail: washiya.tadahiro@jaea.go.jp
燃料デブリの経年変化に係る研究開発のうち、燃料デブリの代表的な相内におけるPuの状態を検討・整理する。各相におけるPuの固溶限や原子価などの存在状態を解明するとともに、事故進展シナリオによるPu析出の可能性に関して検討する。従事者化学
材料
 
F6汚染水処理で発生する放射性廃棄物の処理技術開発原子力科学研究部門
先端基礎研究センター

界面反応場化学研究グループ
茨城県東海村
(原科研)
香西 直文
電話: 029-282-6031
E-mail:kozai.naofumi@jaea.go.jp
福島第一の汚染水処理施設において放射性核種は形態別に回収されているが、その後の処理処分方法は未定である。本研究では、汚染水から回収された放射性核種のうち、有効な処理処分技術が乏しい長寿命陰イオン形放射性核種を主な対象核種とし、それらの効果的な処理処分技術を開発する。特に、陰イオン形放射性核種を無機鉱物に転換したのち固化する技術を開発するための基礎研究を行う。従事者地球・環境
化学
材料
応用化学
 
F9熱処理による汚染土壌からのセシウム除去および生成物の選択的形成に関する研究開発原子力科学研究部門
物質科学研究センター

放射光分析技術開発グループ
茨城県東海村
(原科研)
本田 充紀
電話:029-284-3928
E-mail:honda.mitsunori@jaea.go.jp
福島第一原子力発電所事故に伴い放出された大量の放射性セシウム(以下:Cs)の土壌からの除染は喫緊の課題である。放射能汚染土壌はCsが粘土鉱物に収着しているがその除染法は確立していない。我々はセシウムフリー鉱化法に基づいた熱処理による汚染土壌からのCs除去および生成物の選択的形成に関する研究開発を行っている。本研究では、熱処理による汚染土壌からのCs除去について、添加する塩試薬に依存した構造変化とCs除去率に関する系統的研究を実施する。また溶融塩電気化学法を用いた分離・回収では、電気化学反応槽内の溶融塩に対し、電位操作による析出実験を実施する。熱処理および電気化学処理法後の生成物については、蛍光X線分析、X線回折法やX線吸収分光法による構造解析や化学状態分析を行う。従事者地球・環境
放射線
物理
化学
材料
 

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