核不拡散・核セキュリティ事業に関る研究（核鑑識技術開発）

原子力人材育成・核不拡散・核セキュリティ総合支援センターでは、原子力の平和利用に貢献するため、核不拡散・核セキュリティに係る技術開発を行っている。本件は、当センターが実施している核鑑識技術開発を行う任期付研究員を募集するものである。

採用された任期付研究員は、不法移転やテロ行為などで押収された核物質、放射性物質の組成、物理・化学的形態等を分析し、その物質の出所、履歴、輸送経路、目的を分析・解析するための技術等の開発を行う。これには、不純物の化学分析、核物質の「年代測定」のための 放射化学分析、電子顕微鏡による形態学的分析、そして得られたデータの解析等が含まれる。

（本調査研究は、文部科学省の補助金事業「核セキュリティ強化等推進事業」の一環として実施する。）

※採用後に優秀な研究業績を挙げられた方については、定年制職員登用の道があります。

• （１）報酬：能力・実績に応じた年俸制。
• （２）手当等： 通勤手当・住居手当等は、職員に準じて支給。
• （３）勤務時間： ９：００～１７：３０　※時間外労働を行う場合あり
• （４）休憩時間： １２：００～１３：００
• （５）休日・休暇： 週休２日制（土、日）、祝日、年末・年始休暇、年次有給休暇、特別休暇等
• （６）各種保険： 健康保険、厚生年金保険、企業年金基金、雇用保険、労災保険
• （７）宿舎： 家族用宿舎、独身・単身寮等
• （８）試用期間： 試用期間あり（６か月）

• （１）博士号取得者で、博士号取得後にポスドク等の常勤の研究員としての研究経験が１年以上の者。
• （２）応募者は、保障措置、核セキュリティの基礎知見を有するとともに、化学分析、放射線測定の経験、特にICP-MS（誘導結合プラズマ質量分析装置）、TIMS（表面電離型質量分析装置）、分光光度計、SEM（走査型電子顕微鏡）等での分析経験があることが望ましい。

• （１）当機構指定の履歴書（ＰＤＦ、ＷＯＲＤ）
• （２）当機構指定の専攻実績書（ＰＤＦ、ＷＯＲＤ）

※研究業績リストでは本人の氏名にアンダーラインをすること。

• （４）学位記（写）
• （５）１名ないし２名からの推薦書（任意様式）

  ※応募者の研究内容及び人物についてよく知る者に作成を依頼すること。また、当機構の者以外からの推薦とすること。

  ※１名は現職の所属長とすることが望ましい。

  ※推薦者より直接下記の書類提出先に、直筆署名入りの推薦状をPDFで添付し、E-mailにて提出すること。

  ※以下いずれかの方法で提出をすること。
  ①厳封の上、応募者本人から提出。
  ②推薦者より直接下記提出先に郵送。
  ③推薦者より直接下記人事担当宛E-mailにて提出。E-mailの場合は直筆署名入りの推薦状をPDFで添付し提出すること。

• （６）個人情報の取扱いに関する同意書（ＰＤＦ、ＷＯＲＤ）

  ※（６）の提出は、EEA（欧州経済領域） 加盟国内（EU 加盟国、アイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェー及び英国）に在住の方に限ります。

• （１）研究業績審査（パワーポイント等を使用した口頭発表と質疑応答）
• （２）面接試験

• （１）採用内定された方には、別途健康診断書（身長、体重、視力、検尿、胸部X線撮に係る内容が記載されたもので６カ月以内もの）を提出していただきます。
• （２）日本国籍を有していない場合は、採用予定日までに日本国内における当機構で就労するために必要な在留資格を取得してください。