• （１）業務分野：
  原子炉施設の廃止措置に係るレーザー技術開発、その波及効果として一般産業界へ応用できるレーザー技術開発、及びレーザー発振器や関連装置の操作、維持管理、点検・補修
• （２）募集テーマ：
  原子力機構・敦賀総合研究開発センターのレーザー・革新技術共同研究所では、原子炉施設の廃止措置へ適用するために、レーザー溶断（切断）やレーザー除染などの技術開発を進めている。レーザー溶断は大気中や水中の溶断対象物に応じてレーザー照射条件を最適にし、特に２次廃棄物となる粉塵の発生を抑制・捕獲することを目指す。レーザー除染とは、構造物の表面に付着した放射性物質をレーザースキャン照射で剥離・捕獲する技術である。スキャン条件を適正化して従来よりも飛躍的に除染効率を向上させ、廃止措置における放射性廃棄物の削減に役立てる。
  以上の技術開発には、ファイバーレーザー発振器、加工ヘッド（レーザー溶断ヘッド、ガルバノスキャナー）、及び加工ヘッドを保持する機構から構成されるレーザー実験システムを用いる。そして、これらの装置から得られた実験データを分析・評価している。
  また、レーザー技術の波及効果として、徐錆・防錆加工など一般産業界へ利用できる技術開発も行う予定としている。
  この様なことから、当研究所はファイバーレーザー発振器、加工ヘッド（レーザー溶断ヘッド、ガルバノスキャナー）、その保持機構、及び関連する装置類（ビームプロファイラー、ビームスイッチャーなど）の操作、維持管理、点検・補修を行う技術系職員を募集する。採用後に、本人との面談を踏まえ担当して頂く具体的な技術開発業務を決定する。

• （１）大学学部卒以上の学歴を有する方
• （２）ファイバーレーザー発振器の操作やそれを用いたレーザー加工などの実務経験のある方（大学時に必ずしもレーザーを専攻している必要は無い）

• （１）履歴書（当機構指定様式を使用したもの）（ＰＤＦ、ＷＯＲＤ）
• （２）専攻実績書（当機構指定様式を使用したもの）（ＰＤＦ、ＷＯＲＤ）
• （３）大学学部または大学院の卒業証明書
• （４）大学学部または大学院の学業成績証明書
• （５）博士号の学位取得証明書又は学位記の写し（博士課程修了者のみ）
• （６）業務経歴書 (A4 様式自由）
• （７）志望理由書
• （８）個人情報の取扱いに関する同意書（当機構指定様式を使用したもの）（ＰＤＦ、ＷＯＲＤ）

※（８）の提出は、EEA（欧州経済領域） 加盟国内（EU 加盟国、アイスランド、リヒテンシュタイン及びノルウェー）に在住の方に限ります。

※応募書類は全てA4片面印刷としてください。手書き、タイプは問いません。

※書類は折らないでください。

※応募書類に不備がある場合、受理しないことがあります。

• （１）業務経歴審査（パワーポイントを使用した口頭発表と質疑応答）
• （２）面接試験

※状況により、Web上にて採用試験を実施する場合があります。詳細については、書類審査合格者へメール等によりご連絡いたします。

• （１）面接試験合格通知後、直近の健康診断書の写しを提出していただきます。
• （２）日本国籍を有していない場合は、採用予定日（原則として令和5年1月以降）までに日本国内における当機構で就労するために必要な在留資格を取得して下さい。