■■■  JAEAメールマガジン  ■■■

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2014.12.12No.352━━

*今週のPick Up

〔トピックス〕・・・「明日へ向けて」(第3号)を発刊しました

          東京電力(株)福島第一原子力発電所廃止措置に係る最新の原子力機構
の取り組みを掲載しました

報告会・シンポジウム等〕・・・「第9回原子力機構報告会」を開催しました(1127日)。

多くの方々のご来場、ありがとうございました。

〔イベント〕・・・「親子サイエンスカフェinあおもり」を開催します(1220日)

〔現場から〕・・・ノーベル賞で研究に弾み! 播磨での半導体結晶成長の研究開発

= お知らせ ================================

【トピックス】

「明日へ向けて」(第3号)を発刊しました

http://fukushima.jaea.go.jp/magazine/pdf/toward-future003.pdf

 

東京電力(株)福島第一原子力発電所廃止措置に係る最新の原子力機構の取り組みを掲
載しました

http://fukushima.jaea.go.jp/initiatives/cat05/index.html

 

JT-60/JT-60SA計画:JT-60SA計画とは、建設、JT-60SA真空容器組立の進捗とクエン
チ保護回路の搬入を掲載(炉心プラズマ研究サイトへ)

http://www-jt60.naka.jaea.go.jp/jt60/html/kensetsu_jt60sa.html#kensetsu-news5

 

核融合月報201410月号を掲載しました

http://www.naka.jaea.go.jp/geppou/201410/201410honbun.html

 

核融合研究開発部門 アウトリーチ活動報告を掲載しました

http://www.naka.jaea.go.jp/etc/outreach.html#outreachkatudou

 

原子力防災情報を追加しました

http://www.jaea.go.jp/04/shien/research/EP020.html

 

【プレスリリース】

熱の流れが磁場で変わる仕組みを解明 - 磁場を用いた熱流制御の可能性 -

http://www.jaea.go.jp/02/press2014/p14121201/

 

原子力機構週報(126日~1212日)

http://www.jaea.go.jp/02/press2014/p14121202/

 

 

報告会・シンポジウム等

「第9回原子力機構報告会」を開催しました(1127日)。

多くの方々のご来場、ありがとうございました。

報告資料をホームページで公開しておりますので、ご覧ください。

また、報告会の動画も公開しておりますので、ぜひご覧ください。

http://www.jaea.go.jp/jaea-houkoku9/

 

【イベント】

「親子サイエンスカフェinあおもり」を開催します(1220日)

テーマは、プラズマ博士とサンちゃんのかくゆうごうってどうやっておこすの?~「ちょうで
んどう」ってなあに?~

http://www.jaea.go.jp/04/aomori/news/news-20141220.html

 

【見学会】

瑞浪超深地層研究所で見学会

ぜひご参加ください。参加は無料です。

http://www.jaea.go.jp/04/tono/kengaku/kengaku_miu2.html

 

= 研究開発報告 ==============================

平成25年度福島第一原子力発電所周辺における航空機モニタリング(受託研究)

http://dx.doi.org/10.11484/jaea-research-2014-012

 

超深地層研究所計画,瑞浪超深地層研究所; 深度500mステージの壁面地質調査
データ集

http://dx.doi.org/10.11484/jaea-data-code-2014-014

 

「タンデム領域の重イオン科学」研究会報告集; 201372日~73,
日本原子力研究開発機構・原子力科学研究所

http://dx.doi.org/10.11484/jaea-review-2014-002

 

= 現場から ================================

ノーベル賞で研究に弾み! 播磨での半導体結晶成長の研究開発

 

今週は青色発光ダイオードを開発した赤崎教授・天野教授・中村教授のノーベル物理学賞
の授賞式の様子がニュースで頻繁に報道されました。その業績は、実のところ、発光ダイオ
ードの原理の発明でもなければ、新しい物質を創り出したことでもありません。窒化ガリウム
という、それ自体は古くから知られていた物質の、非常に完全性の高い結晶の製造に成功し
たことが「人類の未来を照らす青い光」に対する最大の功績として評価されたのです。このこ
とは、原子力機構の中で、結晶成長の研究をしている私にとって、たいへん励まされるニュー
スでした。今回は、発光ダイオードをはじめとする半導体素子の開発に対する原子力機構の
貢献の一端についてご紹介します。

私がふだん仕事をしているのは、兵庫県佐用郡にあるSPring-8という加速器施設です。こ
の施設では、ほぼ光の速度まで加速された電子から放出される非常に強力な「放射光X線」
を使って、材料科学から生命科学まで、いろいろな分野の研究が行われています。原子力機
構も、その一角に実験装置を複数設置しており、日々、「放射光X線」を使った研究を進めて
います。すでに15年以上前になりますが、私は、ここに半導体の結晶成長装置を組み込み、
「放射光X線」で結晶が成長していく様子を調べる研究を始めました。結晶は原子が規則正
しく並んだものですが、成長過程では、本来あるべきはずの原子が抜けていたり、配列が狂
ったりする結晶欠陥がどうしても発生します。材料や用途にもよりますが、この欠陥が1億個
の原子が並んでいる範囲に対して1個程度あるだけでも、半導体素子としては実用上問題に
なることがあります。このような結晶成長の精密な制御を行うために、「放射光X線」で結晶
が成長していく様子を観察することが非常に役に立つということが、少しずつわかってきまし
た。これまでは、主に光通信用の赤外線発光素子や太陽電池の材料となるガリウムヒ素を
調べてきましたが、昨年から、天野教授にもご指導を受けながら、窒化ガリウムなどの窒素
化合物の研究を始めたところです。その矢先のノーベル賞受賞だったので、なおのこと嬉し
い出来事となりました。

半導体素子のどんなすばらしい原理を思いついても、それを形にするためには、完全性の
高い結晶成長の技術を欠かすことはできません。「放射光X線」と組み合わせるという原子力
機構オリジナルの結晶成長技術を今後も発展させていきたいと考えています。

 

(原子力科学研究部門 量子ビーム応用研究センター

コヒーレントX線利用研究グループ 高橋 正光)

http://wwwapr.kansai.jaea.go.jp/

 

= その他の情報 ==============================

大学等への公開特別講座

原子力機構の研究者、技術者を大学、高専等に派遣します。

http://www.jaea.go.jp/kouza/

各種研修情報

http://nutec.jaea.go.jp/index.php

平成26年度「防災業務関係者のための放射線防護研修」を募集

http://www.jaea.go.jp/04/shien/training_j.html

ITER機構の業務外部委託に関心ある企業及び研究機関の募集を掲載しました
ITER機構サイトへ)

http://www.naka.jaea.go.jp/ITER/jada/page2_8.php

採用情報 http://www.jaea.go.jp/saiyou/

調達情報 http://www.jaea.go.jp/for_company/supply/

 

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原子力機構の様々な情報をお伝えします。

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【発行】独立行政法人 日本原子力研究開発機構 広報部

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