■■■ JAEAメールマガジン ■■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2014.11.14/No.348━━
*今週のPick Up*
〔プレスリリース〕・・・ダークマグマ:マントルの底のマグマは「暗かった」
—
巨大高温マントル上昇流発生機構解明に大きな手掛かり —
〔トピックス〕・・・「第6回サイエンスカフェin大洗」を大洗わくわく科学館にて開催します
〔報告会・シンポジウム〕・・・第9回
原子力機構報告会の参加申込みを受付中です
平成26年度安全研究センター報告会を開催します
〔現場から〕・・・JRR-3再稼働に向けて(新規制基準の適合性確認)
= お知らせ ================================
【トピックス】
「第6回サイエンスカフェin大洗」を大洗わくわく科学館にて開催します
テーマは「これからの日本のエネルギーはどうなるの?」~大洗発、新しい原子力の姿を
追い求めて~です。参加は無料ですので、是非ご参加ください。
http://www.jaea.go.jp/04/o-arai/news/2014/141106.pdf
第20回NEXT(数値トカマク)研究会開催のご案内(炉心プラズマサイトへ)
http://www-jt60.naka.jaea.go.jp/next/next20th_info.html
アウトリーチ活動報告(核融合施設見学会)を掲載しました
http://www.naka.jaea.go.jp/etc/news/h26/1107/1107_shisetukoukai.html
関西光科学研究所(木津地区)の施設を公開しました
http://wwwapr.kansai.jaea.go.jp/topics-3208.html
【プレスリリース】
ダークマグマ:マントルの底のマグマは「暗かった」
— 巨大高温マントル上昇流発生機構解明に大きな手掛かり —
http://www.jaea.go.jp/02/press2014/p14111201/
福島放射能汚染における土壌中の放射性微粒子の特定と微粒子中の放射能分布の解明
http://www.jaea.go.jp/02/press2014/p14111001/
大型特殊車庫におけるバッテリー充電中の火災
http://www.jaea.go.jp/02/press2014/p14111101/
原子力機構週報(11月8日~11月14日)
http://www.jaea.go.jp/02/press2014/p14111402/
【報告会・シンポジウム等】
第9回
原子力機構報告会「変革の時~新たなる出発に向けて~」を開催します
(11月27日)
日本消防会館 ニッショーホールにおいて開催します。 皆様のご来場お待ちしています。
http://www.jaea.go.jp/jaea-houkoku9/
参加を希望される方は参加申込みフォームからお申し込み下さい。
https://www.jaea.go.jp/jaea-houkoku9/form.html
なお、報告会の様子は、ライブ配信します。
お越しいただけない場合には、ぜひライブ中継をご覧下さい。
http://www.jaea.go.jp/jaea-houkoku9/live/
「原子力平和利用と核不拡散・核セキュリティに係る国際フォーラム」を開催します
(12月3日)
申し込み締め切りは11月26日となっていますので、ぜひご参加ください。
http://www.jaea.go.jp/04/iscn/activity/2014-12-03/announce.html
平成26年度安全研究センター報告会を開催します(12月10日)
テーマは「―安全性評価のための科学的知見の充実―」です。
申し込み締め切りは12月5日となっていますので、ぜひご参加ください。
http://www.jaea.go.jp/04/anzen/news/H26Inform.pdf
【見学会】
那珂市民向け見学会の詳細案内を掲載
先着20名様の事前申込制となっていますので、ぜひご参加ください。(12月11日、12日)
瑞浪超深地層研究所で見学会
ぜひご参加ください。参加は無料です。
http://www.jaea.go.jp/04/tono/kengaku/kengaku_miu2.html
= 現場から ================================
JRR-3再稼働に向けて(新規制基準の適合性確認)
「原子炉」と言うと、震災による福島第一原子力発電所の事故の影響や、国内で停止したま
まの原子力発電所の再稼働が、なにかと話題になっている現実があります。原子力発電で
は原子炉で発生した熱を利用して電気を作っていますが、同じ「原子炉」でも試験研究用の
原子炉では原子炉で発生する放射線の一つである中性子を利用しています。試験研究用の
原子炉は、原子力発電所と比較をしても発生する熱は1/100~1/200ぐらいで、JRR-3
(Japan
Research Reactor-3)は電気出力100万キロワットクラスの原子力発電所と比較して
約1/150ほどです。
この様に発電炉と比べると小さい原子炉ですが、科学技術開発の場では大きな役割を果た
しています。原子炉で発生する中性子を利用して何が出来るかというと、物質の性質を変え
たり、構造を調べたり、その物質に含まれている元素を調べたりすることなどが出来ます。例
えば、ハイブリット化が進む自動車の電子部品となる半導体の製造に中性子を利用すると、
シリコン中にシリコンの核変換によってリンが不純物として均一に分散するので、品質の良い
半導体が製作できます。医学、薬学、農業、工業などに使用する放射性同位元素の製造もし
ています。また、中性子を照射することで照射された物質に含まれる元素が固有の放射線を
出すため、微量な元素がわかり、農作物が採取された場所を特定することが出来たりしま
す。
ところで、東北地方太平洋沖地震以降JRR-3は停止状態を維持していますが、再稼働を
果たすためには今後幾つかの規制手続を経る必要があります。そのひとつに新規制基準へ
の適合性確認があります。福島第一原子力発電所の事故の反省や国内外からの指摘を踏
まえて、国内の原子力施設に求められる設置や運転に対する基準が改められ、JRR-3は、
9月26日に原子力規制委員会に適合していることを示す申請をしました。新たな基準では新
しい耐震設計基準への適合、津波、竜巻、火山、森林火災等に対する防護や想定を超えた
事故対応が求められています。JRR-3では、今後も平成27年度内の運転再開を目指し精力
的にその準備を進めてまいります。
(JRR-3管理課)
= 研究開発報告 ==============================
地域の参加を取り入れた立地選定事例の調査;
ベルギー,英国,スイスにおける立地選定
プロセス
http://dx.doi.org/10.11484/jaea-review-2014-019
福島第一原子力発電所1~4号機使用済燃料プールの水環境履歴に関する調査
http://dx.doi.org/10.11484/jaea-review-2014-020
研究施設等廃棄物のトレンチ処分施設の上部覆土内への浸透水量の評価
http://dx.doi.org/10.11484/jaea-technology-2014-013
遠隔操作型金属顕微鏡補助遮へい体の設計
http://dx.doi.org/10.11484/jaea-technology-2014-015
= その他の情報 ==============================
大学等への公開特別講座
原子力機構の研究者、技術者を大学、高専等に派遣します。
各種研修情報
http://nutec.jaea.go.jp/index.php
平成26年度「防災業務関係者のための放射線防護研修」を募集
http://www.jaea.go.jp/04/shien/training_j.html
採用情報 http://www.jaea.go.jp/saiyou/
調達情報 http://www.jaea.go.jp/for_company/supply/
= JAEA公式Twitter ============================
原子力機構の様々な情報をお伝えします。
https://twitter.com/jaea_japan
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【発行】独立行政法人 日本原子力研究開発機構 広報部
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