■■■ JAEAメールマガジン ■■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2014.10.31/No.346━━
*今週のPick Up*
〔トピックス〕・・・福島県での原子力機構の取り組みに対して、福島県知事より感謝状を
受領しました
未来へげんき34号を発行
〔プレスリリース〕・・・レアアース・レアメタルのリサイクルに革新的技術で大きく貢献
−廃材内レアアースを低コスト・高効率に高純度で回収−
〔報告会・シンポジウム〕・・・第9回 原子力機構報告会の参加申込みを受付中です
〔現場から〕・・・人形峠環境技術センターのクリアランスについて
― クリアランス物の活用紹介 ―
= お知らせ ================================
【トピックス】
福島県での原子力機構の取り組みに対して、福島県知事より感謝状を受領しました
原子力機構は震災以降の福島県における取組に対して、10月21日に福島県知事よ
り感謝状を受領しました。
福島研究開発部門では、福島事故直後より福島環境安全センター(福島市)を中心に
環境回復に向けて様々な取り組みを行ってきました。除染活動では、除染モデル実証事
業の実施、3,000回を超える技術指導や住民説明など、国や自治体への支援・協力を
行ってきました。
放射線に関するコミュニケーション活動では、放射線・被ばく管理の専門家を派遣し、
約230回(約19,000人参加)の説明会を開催しました。福島県からの要請によるホール
ボディカウンタ(WBC)では、6万人を越える県民の方々の内部被ばく検査を行いました。
この他、福島の環境回復に関する技術開発・研究開発に鋭意取り組んでおります。
原子力機構では、引き続き、福島県が推進している環境創造センター構想への参画を
はじめ、国及び関係自治体、大学・関係研究機関などとの連携協力を図りつつ、一日も
早い復旧・復興に向けて取り組んでいきます。
http://fukushima.jaea.go.jp/initiatives/cat01/index201410_2.html
未来へげんき34号を発行
今号では、昨年10月から今年9月末までの集中改革期間における取組みや、福島ため
池底の放射性物質可視化技術、世界から注目される高温ガス炉、エマルションフロー法
等最新の研究成果を紹介しています。ぜひご覧ください。
http://www.jaea.go.jp/study_results/newsletter/
高速増殖原型炉もんじゅに関する平成26年度第2四半期保安検査の結果を受けて
http://www.jaea.go.jp/04/turuga/jturuga/press/posirase/1410/o141029.pdf
J-PARC ハドロン実験施設における放射性物質漏えい事故検証に係る有識者会議 (第7
回) 資料を掲載
http://j-parc.jp/HDAccident/HDAccident-j.html#HDA141029
第2回 国際セシウムワークショップに関する資料を掲載
http://fukushima.jaea.go.jp/initiatives/cat01/index201410.html
ISCNニューズレターを更新(No.210)
http://www.jaea.go.jp/04/iscn/nnp_news/0210.html
【プレスリリース】
福島の土壌が僅かなセシウムの取り込みにより多量のセシウムを呼び込むメカニズムを
解明 -放射性セシウムが吸着した粘土鉱物のミクロな構造変化- (お知らせ)
http://www.jaea.go.jp/02/press2014/p14103101/
レアアース・レアメタルのリサイクルに革新的技術で大きく貢献 −廃材内レアアースを低コ
スト・高効率に高純度で回収− (お知らせ)
http://www.jaea.go.jp/02/press2014/p14103001/
原子力機構週報(10月25日~10月31日)
http://www.jaea.go.jp/02/press2014/p14103102/
【報告会・シンポジウム】
国際シンポジウム「放射性廃棄物低減に向けた現状と将来の展望
~ゼロリリースを目指して~」(10月9日、10日)の動画を公開しました。
http://www.jaea.go.jp/news/symposium/RRW2014/shiryo.html
「第15回光量子科学研究シンポジウム」を開催します(11月13日、14日)
「フェムト秒レーザープロセッシング」の講演や、研究成果報告会を予定しています。
ご興味をお持ちの方の多数の発表(ポスターセッション募集中)及びご参加をお待ちして
います。
http://wwwapr.kansai.jaea.go.jp/topics-3119.html
第10回むつ海洋・環境科学シンポジウムを開催します(11月11日)
むつグランドホテルにて開催します。ご参加をお待ちしています。
http://www.jaea.go.jp/04/aomori/news/news-20141010.html
第9回
原子力機構報告会「変革の時~新たなる出発に向けて~」を開催します
(11月27日)
日本消防会館 ニッショーホールにおいて開催します。 皆様のご来場お待ちしています。
http://www.jaea.go.jp/jaea-houkoku9/
参加を希望される方は参加申込みフォームからお申し込み下さい。
http://www.jaea.go.jp/jaea-houkoku9/form.html
なお、報告会の様子は、ライブ配信します。
お越しいただけない場合には、ライブ中継をご覧下さい。
【意見交換会】
「平成26年度東濃地科学センター
地層科学研究 情報・意見交換会」を開催します
(11月11日、12日)
http://www.jaea.go.jp/04/tono/topics/topics1410_1/1410_1.html
【見学会】
瑞浪超深地層研究所で見学会
参加無料ですので是非ご参加ください。
瑞浪 http://www.jaea.go.jp/04/tono/kengaku/kengaku_miu2.html
= 現場から ================================
人形峠環境技術センターのクリアランスについて― クリアランス物の活用紹介 ―
人形峠環境技術センター(以下、「センター」という。)では、原子炉等規制法のクリアランス
制度に基づき、ウラン取扱施設において発生した金属約10トンについて、平成25年11月、
原子力規制委員会に放射能濃度の確認申請を行い、平成26年3月、確認証が交付されま
した。この結果を受け、放射線管理区域からの持ち出しに係る社内手続きを行い、一般区域
に搬出をしました。
一般区域に搬出された金属はクリアランス物と言い、原子炉等規制法(原子力規制庁)の
適用から、リサイクル関係法令や廃棄物の処理及び清掃に関する法律の適用となり、環境
省所管で管理されることになります。
クリアランス制度の導入目的は、2000年に制定された循環型社会形成推進基本法及び
2005年に閣議決定された原子力政策大綱に遡ります。循環型社会の形成と放射性廃棄物
最小化の精神に則って、センターで発生する放射性廃棄物を除染することによって、活用可
能なものはクリアランス物にすることとしています。
今回のクリアランス物約10トンのうち、9割はアルミ材、残りは鉄材となります。まずは切断
等、簡易加工が容易でかつ物量が多いアルミ材の活用を進めることとし、センター見学者に
好評な日本で唯一のウラン坑道「見学坑道」入口のアプローチに活用することとしました。
円筒形状のアルミ材をアプローチの両サイドに設置することで、法面のズリ対策及び花壇
としての環境美化を目的とし、円筒の中には一年を通して水やり等の手間を要しない常緑キ
リンソウを定植し、また周りにはコスモスの種子吹付けを行いました。
この花壇は、10月1日にプレス公開され、日本のウラン取扱施設において初となるセンタ
ーのクリアランス取組みについて、翌日の新聞報道等で紹介されました。
クリアランス対象物として認可済の残り約600トンについても、放射能濃度の測定を継続し、
随時、放射能濃度の確認申請、クリアランス物活用を推進していきます。
人形峠にお立ち寄りの際、見学坑道と合わせてクリアランス物を活用した花壇もご覧いた
だくことで、少しでもクリアランス制度のご理解に繋がればと願っております。
(人形峠環境技術センター 計画管理室)
http://www.jaea.go.jp/04/zningyo/index.html
= 研究開発報告 ==============================
クリアランスレベル検認評価システムの開発,2; クリアランスデータ管理システムの構築
http://dx.doi.org/10.11484/jaea-data-code-2014-010
溶解度法による熱力学データ整備(翻訳資料)
http://dx.doi.org/10.11484/jaea-review-2014-014
沿岸域プロジェクト; 関係機関における議論の内容と得られた成果の概要
http://dx.doi.org/10.11484/jaea-review-2014-015
小型高温ガス炉システムHTR50Sの第I期第1段階の炉心の通常運転時における被覆燃
料粒子の健全性の予備的評価
http://dx.doi.org/10.11484/jaea-technology-2014-009
HTTR制御性試験装置の概要
http://dx.doi.org/10.11484/jaea-technology-2014-010
= その他の情報 ==============================
大学等への公開特別講座
原子力機構の研究者、技術者を大学、高専等に派遣します。
各種研修情報
http://nutec.jaea.go.jp/index.php
平成26年度「防災業務関係者のための放射線防護研修」を募集
http://www.jaea.go.jp/04/shien/training_j.html
ITER機構の業務外部委託に関心ある企業及び研究機関の募集を掲載(ITER機構サイトへ)
http://www.naka.jaea.go.jp/ITER/jada/page2_8.php
採用情報 http://www.jaea.go.jp/saiyou/
調達情報 http://www.jaea.go.jp/for_company/supply/
= JAEA公式Twitter ============================
原子力機構の様々な情報をお伝えします。
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【発行】独立行政法人 日本原子力研究開発機構 広報部
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