■■■  JAEAメールマガジン  ■■■

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2014.10.24No.345━━

*今週のPick Up

〔報告会・シンポジウム〕・・・第10回むつ海洋・環境科学シンポジウムを開催します
9回 原子力機構報告会を開催します

〔見学会〕・・・核融合施設見学会が開催されます

〔現場から〕・・・関西光科学研究所(木津地区)国際拠点化の取り組みについて

= お知らせ ================================

【プレスリリース】

原子力機構週報(1018日~1024日)

http://www.jaea.go.jp/02/press2014/p14102401/

 

報告会・シンポジウム

「第1回 レーザー駆動多価重イオン加速による原子核フロンティア研究会」を

開催します(1028日)

http://wwwapr.kansai.jaea.go.jp/kansai-LENex/index.html

 

「第15回光量子科学研究シンポジウム」を開催します(1113日、14日)

「フェムト秒レーザープロセッシング」の講演や、研究成果報告会を予定しています。

ご興味をお持ちの方の多数の発表(ポスターセッション募集中)及びご参加をお待ちして
います。

http://wwwapr.kansai.jaea.go.jp/topics-3119.html

 

10回むつ海洋・環境科学シンポジウムを開催します(1111日)

むつグランドホテルにて開催します。ご参加をお待ちしています。

http://www.jaea.go.jp/04/aomori/news/news-20141010.html

 

9回 原子力機構報告会「変革の時~新たなる出発に向けて~」を開催します
1127日)

 日本消防会館 ニッショーホールにおいて開催します。 皆様のご来場お待ちしています。

http://www.jaea.go.jp/jaea-houkoku9/

参加を希望する方は参加申込みフォームからお申し込み下さい。
https://www.jaea.go.jp/jaea-houkoku9/form.html

なお、報告会の様子は、ライブ配信します。
お越しいただけない場合には、ライブ中継をご覧下さい。

 

【意見交換会】

「平成26年度東濃地科学センター 地層科学研究 情報・意見交換会」を開催します
1111日、12日)

http://www.jaea.go.jp/04/tono/topics/topics1410_1/1410_1.html

 

見学会

核融合施設見学会のお知らせ(1025日)

http://www.naka.jaea.go.jp/etc/news/yokoku/2014/201410shisetukengaku/201410.html

 

関西光科学研究所(木津地区)施設見学のお知らせ(1026日)

http://wwwapr.kansai.jaea.go.jp/topics-3125.html

 

瑞浪超深地層研究所、幌延深地層研究センターで見学会

参加無料ですので是非ご参加ください。

瑞浪 http://www.jaea.go.jp/04/tono/kengaku/kengaku_miu2.html

幌延 http://www.jaea.go.jp/04/horonobe/kengaku_sunday.html

 

= 現場から ================================

関西光科学研究所(木津地区)国際拠点化の取り組みについて

 

原子力機構では、メールマガジンNo.318で紹介したように、国際化を推し進めています。
原子力に関する多岐にわたる研究開発活動を推し進める上で海外の研究機関との協力等
がとても重要だからです。
2010年には「国際拠点化推進委員会」が立ち上がり、国際化の取
り組みが始まりました。

今回、国際化に際して、国際拠点化モデル地区として指名を受けた、京都府木津川市に
ある関西光科学研究所木津地区(関西研木津)について、国際拠点化にむけた準備・整備
状況について紹介します。

関西研木津では、国際拠点化推進委員会の立ち上げと同時期に国際拠点化ローカル
チームがボランティアベースで立ち上がりました。手探りの中、国際的な研究拠点となるべく
検討・準備を開始しました。初代の国際拠点化ローカルチームのリーダーは、米国出身の
ポール・ロバート・ボルトン前量子ビーム応用研究センター副センター長(現、
ルートヴィヒ・マ
クシミリアン大学ミュンヘン・教授)であり、管理部門、研究部門等から4名の有志メンバー
が参加し課題の抽出や解決策の検討、一部国際化のための改善がなされました。4年目と
なった現在、2代目のリーダーである小森芳廣所長の下、9名のメンバー(研究者、技術者、
事務職員)が自主的に国際拠点化ローカルチームに参加しています。

国際化の真の目的は、「関西研木津が国際的研究拠点となる」ことではありますが、まず
は国際拠点化ローカルチームでは以下の3項目について、それぞれの関係者が必要な
改善・対応を進めていこう、ということでスタートしています。

(その1)外国人研究員(常駐者)・外国人受け入れのサポート

(その2)日本人研究者、技術者、事務職員のスキルアップ

(その3)地域への貢献

この中で特に紹介したいのは、(その1)外国人研究員(常駐者)・外国人受け入れのサポ
ートについてです。

原子力機構で研究を行っている大部分の外国人研究者にとって、日本語の習得は困難
です。一部の外国人研究者の方は日常会話で日本語をかなり使えますが、外国人研究者の
母国語(ロシア語、イタリア語、フランス語等)での対応は困難なため、英語での支援が必要
です。

例として、各種行政手続き等の英語コミュニケーションによる支援が求められています。

また、関西研木津内表示の日・英併記、研究会や安全教育、一般的な連絡についての
日・英アナウンス化、電子メールの日・英併記、生活面の支援にいたるまで、その支援は
多岐にわたります。

また、短期間(数週間から半年程度)の滞在者に対しても、入国前ビザ・滞在許可証取得、
外国人登録証、身元保証など同様な多岐にわたる支援が必要です。

その他の支援として、関西研木津敷地内の研究者交流棟の洗濯機、エアコン、シャワート
イレ、お風呂の英語マニュアル作成を行っています。

国際会議を主催する場合には、招へいする外国人のビザ取得や会議中のフォロー、エク
スカーションを含め日本滞在中の支援が必要です。

このように、多岐にわたる外国人支援のため、国際拠点化ローカルチームのメンバーに
は、研究員(外国人研究員にも当事者としてメンバー)や事務職員など幅広い構成員が必要
になります。

現在、国際化への準備・整備を進めている途中であり、これには明確なゴールというもの
はありません。日々の業務の中で1つ1つ対応し、国際拠点化へ向けての準備・整備を進め
ています。

*メールマガジンNo.318

http://www.jaea.go.jp/mailmagazine/backnumber/2014/no318.html

 

(関西光科学研究所 国際拠点化ローカルチーム)

http://wwwapr.kansai.jaea.go.jp/

 

 = 研究開発報告 ==============================

「原子力平和利用と核不拡散・核セキュリティに係る国際フォーラム; 東電福島第一原子
力発電所事故を踏まえた、今後の核燃料サイクルのオプションに係る核不拡散・核セキュリ
ティの確保」フォーラム報告書

http://dx.doi.org/10.11484/jaea-review-2014-011

 

Update of JAEA-TDB; Update of thermodynamic data for palladium and tin, refinement of
thermodynamic data for protactinium, and preparation of PHREEQC database for use of
the Bronsted-Guggenheim-Scatchard model

http://dx.doi.org/10.11484/jaea-data-code-2014-009

 

超深地層研究所計画(岩盤の水理に関する調査研究); 研究坑道掘削に伴う地下水流動
場及び地下水水質の変化を考慮した地下水流動のモデル化・解析; 2011年度

http://dx.doi.org/10.11484/jaea-research-2014-010

 

Proceedings of the 8th Specialist Meeting on Recycling of Irradiated Beryllium; October 28,
2013, Bariloche, Rio Negro, Argentina

http://dx.doi.org/10.11484/jaea-review-2014-012

 

高速増殖原型炉もんじゅ性能試験(炉心確認試験)報告書「フィードバック反応度評価」

http://dx.doi.org/10.11484/jaea-technology-2014-008

 

= その他の情報 ==============================

大学等への公開特別講座

原子力機構の研究者、技術者を大学、高専等に派遣します。

http://www.jaea.go.jp/kouza/

各種研修情報

http://nutec.jaea.go.jp/index.php

平成26年度「防災業務関係者のための放射線防護研修」を募集

http://www.jaea.go.jp/04/shien/training_j.html

採用情報 http://www.jaea.go.jp/saiyou/

調達情報 http://www.jaea.go.jp/for_company/supply/

 

= JAEA公式Twitter ============================

原子力機構の様々な情報をお伝えします。

https://twitter.com/jaea_japan

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【発行】独立行政法人 日本原子力研究開発機構 広報部

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