■■■ JAEAメールマガジン ■■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2014.10.17／No.344━━
＊今週のPick Up＊
〔報告会・シンポジウム〕・・・第9回 原子力機構報告会を開催します
第10回むつ海洋・環境科学シンポジウムを開催します
〔トピックス〕・・・高速増殖原型炉もんじゅの監視カメラの故障にかかる報道について
〔現場から〕・・・小型マイクロビーム装置の開発－イオンマイクロビームの普及を目指して－
＝ お知らせ ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
【トピックス】
高速増殖原型炉もんじゅの監視カメラの故障にかかる報道について
http://www.jaea.go.jp/02/kaisetsu/ka141014.pdf
【プレスリリース】
人事異動〔平成26年10月16日付〕
http://www.jaea.go.jp/02/press2014/p14101601/
原子力機構週報（10月11日～10月17日）
http://www.jaea.go.jp/02/press2014/p14101701/
【報告会・シンポジウム】
「第1回
レーザー駆動多価重イオン加速による原子核フロンティア研究会」を
開催します（10月28日）
http://wwwapr.kansai.jaea.go.jp/kansai-LENex/index.html
「第15回光量子科学研究シンポジウム」を開催します（11月13日、14日）
「フェムト秒レーザープロセッシング」の講演や、研究成果報告会を予定しています。
ご興味をお持ちの方の多数の発表（ポスターセッション募集中）及びご参加をお待ちして
います。
http://wwwapr.kansai.jaea.go.jp/topics-3119.html
第10回むつ海洋・環境科学シンポジウムを開催します（11月11日）
むつグランドホテルにて開催します。ご参加をお待ちしています。
http://www.jaea.go.jp/04/aomori/news/news-20141010.html
第9回
原子力機構報告会「変革の時～新たなる出発に向けて～」を開催します
（11月27日）
日本消防会館 ニッショーホールにおいて開催します。 皆様のご来場お待ちしています。
http://www.jaea.go.jp/jaea-houkoku9/
【意見交換会】
「平成26年度東濃地科学センター
地層科学研究 情報・意見交換会」を開催します
（11月11日、12日（締切：10月24日）
http://www.jaea.go.jp/04/tono/topics/topics1410_1/1410_1.html
【見学会】
核融合施設見学会のお知らせ（10月25日）
http://www.naka.jaea.go.jp/etc/news/yokoku/2014/201410shisetukengaku/201410.html
関西光科学研究所（木津地区）施設見学のお知らせ（10月26日）
http://wwwapr.kansai.jaea.go.jp/topics-3125.html
瑞浪超深地層研究所、幌延深地層研究センターで見学会
参加無料ですので是非ご参加ください。
瑞浪 http://www.jaea.go.jp/04/tono/kengaku/kengaku_miu2.html
幌延 http://www.jaea.go.jp/04/horonobe/kengaku_sunday.html
＝ 現場から ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
「小型マイクロビーム装置の開発－イオンマイクロビームの普及を目指して－」
高崎量子応用研究所にあるイオン照射研究施設(TIARA)は、材料科学やバイオ技術の
最先端研究開発に適したイオンビームを提供する世界最高レベルの機能を持つ施設です。
軽い水素イオンから重い金やビスマスイオンまでの様々なイオンを最適な速さに加速する
加速器と呼ばれる装置を使用して、イオンビームを発生させています。イオンはプラスや
マイナスの電気を帯びた粒子なので、電気的・磁気的な力によって速さを変えたり進行方向
を曲げたりすることができます。私たちは、この性質を利用して、イオンビームにユニークな
特長を与える技術開発を行っています。太陽光をレンズで集光するように、イオンビームを
直径1マイクロメートル（1ミリメートルの1/1000）程度の極細ビームにした『マイクロビーム』
がその一つです。このビームにより、ヒトの細胞内を細かくスキャンして元素の分布を測定す
ることで癌の発生メカニズムや薬剤の効果を調べたり、マイクロメートルサイズの極小の
歯車を製作したりすることができます。
私たちは、現在、10メートル四方に設置してある大型のマイクロビーム用の加速器を
2メートル四方以内に設置できるように小型化した『小型マイクロビーム装置』を開発してい
ます。これにより、大学や企業の研究室レベルで最先端の分析や加工を行える環境作りを
目指しています。その実現方法は、これまでの「イオンの加速機能」と「極細ビームにする機
能」を一体化した「加速レンズ」を開発するというもので、私たちが世界で初めて着想しまし
た。百万ボルトもの高電圧を使う装置を小型化したことによって頻発する雷のような放電を
解消するなど、様々な課題解決に日々格闘しており、一日一歩、三日で三歩、たまには三歩
進んで二歩下がることもありますが、着実に前進しています。
現在利用されている大型のマイクロビーム用加速器の性能は、ビーム直径1マイクロ
メートル、イオンのエネルギーは0.5～3百万電子ボルトというものです。これに対し、開発中
の『小型マイクロビーム装置』では、ビーム直径5マイクロメートル、イオンのエネルギーは
0.15百万電子ボルトです。数十年前は巨大だったコンピューターが技術の発展とともに小型
化が進んだように、近い将来には、私たちの『小型マイクロビーム装置』の性能も大型装置
の性能に追いつき追い越すと確信しています。
（高崎量子応用研究所 放射線高度利用施設部）
＝ 研究開発報告 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
GoldSimによる余裕深度処分を対象とした土地利用シナリオ評価ツールの作成
http://dx.doi.org/10.11484/jaea-data-code-2014-008
「疎水性,親水性新規ジアミド化合物によるMA相互分離技術開発」3年間成果のまとめ
(受託研究)
http://dx.doi.org/10.11484/jaea-research-2014-008
超深地層研究所計画における岩盤力学に関する調査研究,年度報告書; 2012年度
http://dx.doi.org/10.11484/jaea-review-2014-009
クリーンバーン高温ガス炉の研究開発;
システム概念と今後の展望;
シリーズ発表資料集;
日本原子力学会2013年秋の大会
http://dx.doi.org/10.11484/jaea-review-2014-010
SGL施設の廃止措置に係る六フッ化ウランの加水分解による安定化処理
http://dx.doi.org/10.11484/jaea-technology-2014-007
＝ その他の情報 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
大学等への公開特別講座
原子力機構の研究者、技術者を大学、高専等に派遣します。
各種研修情報
http://nutec.jaea.go.jp/index.php
平成26年度「防災業務関係者のための放射線防護研修」を募集
http://www.jaea.go.jp/04/shien/training_j.html
採用情報 http://www.jaea.go.jp/saiyou/
ITER機構のエキスパート募集を掲載（ITER機構サイトへ）
http://www.naka.jaea.go.jp/ITER/staff/page6_17.php
調達情報 http://www.jaea.go.jp/for_company/supply/
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