■■■ JAEAメールマガジン ■■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2014.09.26/No.341━━
*今週のPick Up*
〔プレスリリース〕・・・まだら模様に凍る電子─ 磁場で変化する重元素化合物による新しい
原子力材料開発の推進 ─
〔トピックス〕・・・「第4回もんじゅ安全・改革検証委員会」を開催
〔トピックス〕・・・2015A期
J-PARC物質・生命科学実験施設 (MLF)科実験課題公募のお
知らせ
〔現場から〕・・・放射線に関する正しい知識をもとに、子供たちに分かり易く伝えられる人材
を育成
= お知らせ ================================
【トピックス】
「第4回もんじゅ安全・改革検証委員会」を開催
http://www.jaea.go.jp/about_JAEA/reorganization/monju_kaikaku/verification.html
「環境報告書2014」を公表しました
http://www.jaea.go.jp/about_JAEA/environment/report_2014.html
平成26年度 (後期)期運転計画について
http://j-parc.jp/ja/operation.html#BLOPS_1
2015A期 J-PARC物質・生命科学実験施設 (MLF)科実験課題公募のお知らせ
http://j-parc.jp/researcher/MatLife/ja/applying/koubo.html
ITER機構のエキスパート募集を掲載しました(ITER機構サイトへ)
http://www.naka.jaea.go.jp/ITER/staff/page6_17.php
【プレスリリース】
まだら模様に凍る電子─ 磁場で変化する重元素化合物による新しい原子力材料開発の
推進 ─
http://www.jaea.go.jp/02/press2014/p14092201/
原子力機構週報(9月20日~9月26日)
http://www.jaea.go.jp/02/press2014/p14092601/
【報告会・シンポジウム】
国際シンポジウム「放射性廃棄物低減に向けた現状と将来の展望~ゼロリリースを
目指して~」を開催します(10月9日、10日)。
http://www.jaea.go.jp/news/symposium/RRW2014/
「第9回高崎量子応用研究シンポジウム」を開催します(10月9日、10日)
○テーマ「陽電子ビーム利用研究の現状と展望」
○特別セッション「高崎研が取り組む国際協力」
http://www.taka.jaea.go.jp/information/index_j.html
「第1回 レーザー駆動多価重イオン加速による原子核フロンティア研究会」を
開催します(10月28日)
http://wwwapr.kansai.jaea.go.jp/kansai-LENex/index.html
「第15回光量子科学研究シンポジウム」を開催します(11月13日、14日)
「フェムト秒レーザープロセッシング」の講演や、研究成果報告会を予定しています。
ご興味をお持ちの方の多数の発表(ポスターセッション募集中)及びご参加をお待ちして
います。
http://wwwapr.kansai.jaea.go.jp/topics-3119.html
【見学会】
瑞浪超深地層研究所、幌延深地層研究センターで見学会
参加無料ですので是非ご参加ください。
瑞浪 http://www.jaea.go.jp/04/tono/kengaku/kengaku_miu2.html
幌延 http://www.jaea.go.jp/04/horonobe/kengaku_sunday.html
= 現場から ================================
「放射線に関する正しい知識をもとに、子供たちに分かり易く伝えられる人材を育成」
エネルギー政策の基本的な方向性を示すためにエネルギー政策基本法に基づき政府が
策定する「エネルギー基本計画」が、平成26年4月に閣議決定されました。これは、東日本
大震災及び東京電力福島第一原子力発電所事故を始めとした、エネルギーを巡る国内外の
環境の大きな変化を踏まえ、新たなエネルギー政策の方向性を示したものです。この中で、
「世代を超えて丁寧な理解増進を図るため、原子力に関する教育の充実を図る。」ことが
求められています。
大洗研究開発センターもその一翼を担うべく、「教員を目指す学生」や「教員」を対象として、
放射性物質・放射線取扱に関する正しい知識を身につけてもらい、次世代の子供たちに分か
り易く伝えられる人材を育成することを目的とした「放射線取扱実践講座」を、夏休みの期間
を利用して開催しました。なお、本講座は、平成23年度~平成25年度の3カ年間、文部科
学省の公募事業として実施してきたもので、これまでの受講生からの評判が良かったため、
引き続き実施したものです。
講座受講生として7名の応募がありました。その中には、大洗の小学校の先生や福島県
からの学生の応募もあり、原子力の立地地域の放射線等に対する教育の関心の高さがうか
がわれました。
講座は、放射線に関する基本的な講義のほか、放射線測定器の使い方、放射線測定器を
用いた身の回りの放射線測定実習、霧箱を用いた放射線の可視化の実験により、身近な
放射線を体感しました。また、放射性物質が直接皮膚に付着するのを防止する防護衣(タイ
ベックスーツ)や放射性物質の吸い込みを防止するマスクの着脱実習、遠隔操作機器(マニ
ピュレータ)操作、グローブボックスでの作業等の体験を行い、放射性物質を取り扱う方法
や装備等について体感しました。これらから、放射線に対して安全を確保するためには、
「時間」、「距離」、「遮蔽」が重要との知識を深めました。また、東京電力福島第一原子力発
電所事故に関連して、「除染」の模擬作業を行いました。最終日には、これらの体験により得
たことを分かりやすく説明する実習として、先生と生徒役に分かれた模擬授業を行いました。
講座に参加した人からは、「しっかりした知識が重要」、「放射線が身の回りで利用されて
いる」、「想像以上に放射性物質の取扱施設での管理がしっかりしていてよかった」、「ニュー
スで聞く言葉の意味を知ることができた。福島での事故があって危険だと思ったが、しっかり
管理し、正しい扱いをすれば、大丈夫ではないかと思った」、「体験することにより知識が有
機的になり、説明しやすくなる」、「分かりやすく説明するためにはコミュニケーションが重要」
との感想がありました。
開催側としても、「エネルギー基本計画」で示された「世代を超えて丁寧な理解増進」のた
めには、専門家や原子力事業関係者のみならず、幅広い層を対象とした「体験」等による
理解促進とそこから発信される分かり易い情報が連鎖的に広がっていくことの重要性が
再認識された講座となりました。
(大洗研究開発センター 計画管理室)
= 研究開発報告 ==============================
幌延地域を対象とした10mグリッド数値標高モデルを用いた精密地形解析図の作成
http://dx.doi.org/10.11484/jaea-data-code-2014-005
平成24年度研究開発・評価報告書;
評価課題「高温ガス炉及び水素製造研究開発」
(中間評価)
http://dx.doi.org/10.11484/jaea-evaluation-2014-001
高圧・強腐食性溶液に用いる蒸気圧測定方法および試験装置の開発
http://dx.doi.org/10.11484/jaea-technology-2014-005
平成24年度原子力科学研究所年報
http://dx.doi.org/10.11484/jaea-review-2014-003
バックエンドに関する研究開発報告会資料集;
バックエンド対策の推進と知見の集約を
目指して; 第13回拡大金曜セミナー
http://dx.doi.org/10.11484/jaea-review-2014-004
= その他の情報 ==============================
大学等への公開特別講座
原子力機構の研究者、技術者を大学、高専等に派遣します。
各種研修情報
http://nutec.jaea.go.jp/index.php
平成26年度「防災業務関係者のための放射線防護研修」を募集
http://www.jaea.go.jp/04/shien/training_j.html
採用情報 http://www.jaea.go.jp/saiyou/
調達情報 http://www.jaea.go.jp/for_company/supply/
= JAEAチャンネル =============================
原子力機構の研究開発成果が動画でご覧いただけます。
*NEW 海水中のリチウム資源回収技術の確立
http://www.jaea.go.jp/atomic_portal/jaea_channel/
= JAEA公式Twitter ============================
原子力機構の様々な情報をお伝えします。
https://twitter.com/jaea_japan
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【発行】独立行政法人 日本原子力研究開発機構 広報部
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