独立行政法人日本原子力研究開発機構：JAEAメールマガジン　No.318

＝　お知らせ　＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

【トピックス】

（理事長談話）「エネルギー基本計画」の閣議決定を受けて

http://goo.gl/cg5XYQ

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「もんじゅ」保安検査結果の状況についての平成26年4月11日配信の共同通信記事について

http://goo.gl/Xjn7xH

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ProjectJAEAを掲載

瑞浪超深地層研究所から　「深地層研究の現状」を紹介します。

http://goo.gl/WiLgCH

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「Topics 福島」（第44号）を発刊

トリチウム研究会のもようを紹介。

http://goo.gl/P6gIM9

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NSRRを用いた燃料溶融実験の計画についての資料を掲載

http://goo.gl/tiwqaY

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平成25年度安全研究センター成果報告会の資料を掲載

http://goo.gl/a4kCvP

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計算した洋上漂流物の漂流予測結果について環境省から公表

「トピックス」をご覧ください。

http://goo.gl/GedMSv

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【報告会・シンポジウム】

第12回高校生シンポジウムを開催（8月8日）　

テーマは「核融合エネルギー研究開発の最前線～世界最先端を体感」

http://goo.gl/7i0GEI

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【見学会、イベント】

瑞浪超深地層研究所見学会を開催（4月19日）

参加無料ですので是非ご参加ください

http://goo.gl/oGcWm0

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【週報（4月5日～4月11日）】

原子力機構　http://goo.gl/5vNC3N

敦賀本部　http://goo.gl/dfTy15

再処理技術開発センター　http://goo.gl/CTqNXB

東濃地科学センター　http://goo.gl/ZJYwJ9

＝　現場から　＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

国際化の進展を裏方として支えています

最近のトピックを挙げるとするならば、「国際化」がまず、思い浮かびます。 2020年東京オリンピックの開催決定など、この言葉は私たちの暮らしの中で頻繁に叫ばれるようになりました。原子力機構においても、原子力に関する多岐にわたる研究開発活動を推し進める上で、海外の研究機関との協力は欠かせません。今回は、原子力機構の中で、そんな国際協力の推進役を担う国際部の活動の一部について紹介します。

原子力機構は、6ヶ国1機関で進められている「ITER計画」及び欧州との「核融合分野における幅広いアプローチ活動」に関連する取決めに基づき、2019年のITER運転開始を目指して、日本の実施機関として様々な機器の調達を担当しています。それに先立ち、各機器について予算規模、納入スケジュール、技術仕様等の詳細を「調達取決め」にして締結する必要があります。私たちは調達活動を進める中で生じた問題を解決するために既存の取決めを改正したり、現場レベルでの調整が済んだものを新たに締結したりする上で、最終チェックを行い、決裁手続きを経て署名に持ち込むまでの事務的な作業を行います。

一方、研究者・技術者とITER機構やEUとの調整は締切直前にまで及ぶことが多く、私たちの作業は常に時間との勝負を強いられ、時には強い緊張を覚えることもあります。けれども、時折現場を訪ね、研究者・技術者に実験機器を直接見せてもらったり話を聞いたりすることで、取決めの文面からは感じることができない巨大プロジェクトの躍動感や現場との一体感を肌で感じることができます。そうすれば日頃の苦労も、吹き飛びます。そして、プロジェクトのさらなる成功を願いながら現場を後にし、再び黙々と文案と格闘する日々を送っています。

このように国際部では、ITER計画をはじめ大小300を超える協力取決め実施する上で、枠組みの立ち上げ（協力内容に関する審査、取決め・契約の締結）、協力活動のサポート（取決め・契約の履行管理、海外研究者の招へい・受入れ、安全保障貿易管理、国際拠点としての環境整備）などを行っています。また、パリ、ワシントンDC及びウィーンに設置された海外事務所を通じ、現地で収集した最新の原子力情報を機構内に展開し、研究開発活動の推進に貢献しています。「国際協力」の文字が表すとおり、草の根レベルから大局的なレベルに至るまで、国を越えた力を結集し、研究開発における様々な難題・課題の解決やさらなる成果の創出における一助となるべく、原子力機構における海外との橋渡し役としての活動を進めていきます。

（国際部）
http://goo.gl/qXoVyV