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J-PARCとは

 大強度陽子加速器施設 J-PARC( Japan Proton Accelerator Research Complex )は、世界最高クラスの大強度陽子加速器と、その陽子ビームにより生成される中性子や中間子などの二次粒子を利用する実験施設で構成される最先端科学の研究施設です。
 J-PARCは日本原子力研究開発機構(JAEA)と高エネルギー加速器研究機構(KEK)が共同で建設、運営を行っています。大強度陽子加速器を用いた科学技術の総合的展開を図るために、JAEAの中性子科学研究計画と、KEKの大型ハドロン計画という各々が提案していた2つの計画を共同プロジェクトに統合したもので、平成13年度(2001年度)に建設に着手し、およそ8年の歳月をかけて建設を進めてきました。平成20年度(2008年度)12月に物質・生命科学実験施設、同年度1月に原子核素粒子実験施設、平成21年度(2009年度)4月にニュートリノ実験施設の実験が順次開始され、予定どおり第一期計画の建設が完了いたしました。開かれた共同利用施設として、国内外の研究者、企業や大学の皆様にご利用いただき最先端の研究成果を発信することを目指してまいります。施設は茨城県東海村にあるJAEA東海研究開発センター原子力科学研究所の敷地内にあります。

写真
 「ドリフトチューブリニアック真空容器内部」、「J−PARCリニアック」、「J−PARC建設エリア航空写真」



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