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MOX燃料技術開発部
はじめに
高速炉で用いるプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料に係る技術開発等に取り組んでいます。様々な分野で活躍する専門家が、MOX燃料の基礎研究から工学規模の燃料製造施設の実用化開発まで行う、世界でも有数の研究開発拠点です。海外機関・国内企業・大学等との共同研究や国内・海外での研究発表も積極的に行っています。
【研究開発実績の一例】高速炉燃料に係る基盤技術の開発
マイナーアクチノイド(MA)含有MOXの融点、熱伝導率等の基礎物性データの測定・整備を実施し、原子炉内での燃料の挙動解析の基礎データとしても活用しています。また、ペレットの製造条件を調整することで高品質なMA含有MOX燃料ペレットを製造する技術の開発等を行っています。

【研究開発実績の一例】MOX燃料設計及び施設安全解析技術の開発
「常陽」で使用するMOX燃料集合体の設計、高速炉燃料の健全性評価に必要な設計コードの開発・整備を行っています。また、燃料製造施設の安全を確保するため、核燃料物質使用施設の安全に係る臨界・遮蔽評価、核燃料物質を安全に取扱うためのグローブボックス(GB)の耐震強度解析などを行っています。
【研究開発実績の一例】MOX取扱設備の解体撤去技術の開発
遠隔操作機器(小型重機等)の採用により、安全性を確保しつつ、期間短縮・コスト低減を図ったグローブボックス(GB)の解体撤去技術の開発を進めています。